「やみくも」鴻巣友希子 筑摩書房
翻訳を仕事にしている人なのだが、どこかで短文をちらっと読んで名前を覚えていた。 「やみくも」センスいいよなあ。言葉を選ぶのって、センスが出るものね。読んでいてくすっとするようなことがあったり、「くー、うまいっ」って感じる...
翻訳を仕事にしている人なのだが、どこかで短文をちらっと読んで名前を覚えていた。 「やみくも」センスいいよなあ。言葉を選ぶのって、センスが出るものね。読んでいてくすっとするようなことがあったり、「くー、うまいっ」って感じる...
小風さちさんの幼児向け絵本、わにわにくんのシリーズ「わにわにのおふろ」と、「とべ!ちいさいプロペラき」がうちにある。両方とも、Tが小さい頃購入したもの。 両方ともページをめくって読み聞かせているのが、いつも気持ちのよい本...
定期的に金井美恵子氏の本を読まなくてはならない。たるんだ精神や感性や、ごまかしている現実や生活や、そういうものにどっぷりとつかっている自分の姿を省みるために。 「すっすみません。勉強して出直してきます。」 きっと一生頭の...
続きますが、やっぱり人生の本質を突く彼女の今度は、小学生中学生高校生時代の姿が見えてくる一冊。いいです。泣けます。自分の小学生中学生高校生時代を思ってまた涙も出ます。遠いけど、そのころのあたしは今確実にあたしのなかに存在...