楽しいアート

知り合いが、鈴峯女子短期大学のオープンカレッジの講師をしていて、春夏講座全5回、参加しました。講座名は「楽しいアート」。スタンプをつくったり、絵本をつくったり、照明器具をつくったり、鳥のおきものをつくったりと、なかなか中身の濃い講座。時間内に完成は難しく、いつも宿題状態でした。日々の生活とは関係のない、ただつくりあげることに熱中する時間は楽しいものでした。
でも。なんだか全然昔と変わってないのよね。表現の技術の進歩が無い。デッサンにしても、画面の構成にしても、なんかなあ、昔と一緒じゃん、って思ってしまった。もちろん、技術的な訓練をしていないからあたりまえのことです。とまったままで当然です。逆に後退しているくらい。
もし、なにか続けて技を磨いていたら、この歳になって少しは納得のいく表現もできていたかもしれないのに。そういう年月を、何もせずに置いてきてしまったと、ちょっと寂しいような気がしました。
なお、秋冬の同講座は、10月から開講されるそうです。