おすすめの植物関係の本。
「雑草と楽しむ庭づくり」ひきちガーデンサービス 築地書館
化学肥料や農薬を使わないような方向性の庭関係本はあまり見当たらない。ひきちさんは虫や雑草とうまくやっていこうと実践している庭師さんなので、参考になります。当たり前のように雑草をやっかいもの扱いにするより、グリーンなグランドカバーとして役に立ててられれば、その方がお互いに平和なはず。
「森のリース、森の恵み」横山美恵子 河出書房新社
写真が美しくて刺激される本。乾いた褐色の葉や色づいた実や立ち枯れた花や、忘れ去られて取り残されたように存在する植物の姿に、つい見入ってしまう時がある。みずみずしい緑や花色だけが植物の在り方ではない。自然のなかから材料を集め、その材料との出会いの風景を表現する。
今度、原っぱや河原や林に分け入って、採集してこようっと。