久々に上映を心待ちにして映画館に脚を運んだのですが、まず女性客の多さにびっくり。かつての、そうなんだっけえーとアメリか、あのときと一緒だ。もちろん金曜日レディースデイなので、それを考えれば当然なんだろうけど、それにしてもなんなんだこのおばさんたちは。とっても意外。日本人俳優は小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人だし。ラブストーリーでも泣かせる話でもないし。北欧流行はどっちかっていうと若い世代のものだろうし。なぜに?まあいいけど、なんか嫌な予感が。
イッタラとマリメッコとアアルトと、ムーミンと港町と森とのんびりといい人と、ってほんとーにステレオタイプのフィンランドしか描かれていなくて、なにを今更と思うことしきり。この3人でフィンランドの食堂で何をするのかって、すごいおもしろそうな設定、って思ったのに、それだけだった。北欧色のプリントの服を着て、アアルトの家具の店内で、イッタラの食器を使って、おままごとしているようだった。まあそれはそれで、ある空気感は表現できているけど。期待し過ぎちゃったかなあ。