続きますが、やっぱり人生の本質を突く彼女の今度は、小学生中学生高校生時代の姿が見えてくる一冊。いいです。泣けます。自分の小学生中学生高校生時代を思ってまた涙も出ます。遠いけど、そのころのあたしは今確実にあたしのなかに存在しているぞと、本当に確認できる。だから歳をとるって幸せなことだ。
このシリーズは、祖父江慎氏のブックデザイン(知り合いの知り合いなので、なんとなく親近感があるのですが、この人もとっても不思議君。TVで見たらひらひらと踊っていました。でもデザインはいいです。著者として参加しているのが「オヤジ国憲法でいこう!」)で、いろんな人たちがヤングアダルト(最近、図書館にはヤングアダルトコーナーがあったりしますね)に向けて書いているのだけど、なかなか面白い人選。オールドアダルトでありながらも精神的にはヤングアダルト引きずってる人(はい、わたしですね)にも、とってもためになりますね。