三次市民ホール きりり

学校の廊下を歩いているような気持ち。小さなホールや、スタジオや、いろいろに使えそうな空間が扉を開ければ広がっているのだろうけど、その日は全体的に静かだった。とりつくしまもないかんじで、もうちょっとわかりやすいよそゆき感があった方が、市民のウケはいいんじゃないかなあ。潔いとは思うけど、なんとなく寒々しい印象。アプローチの二階にあがる階段の空間は、異国感があって好き。
青木淳設計。