フィンランド陶芸とマリメッコの展覧会。
ひと月ほど前にこの展覧会(フィンランド陶芸)の図録を手にして、先に読んでしまっていたので、予習は万全。写真で見たものの実物は果たしてどうなのか、という目で見ていく。質感や大きさは写真ではわからないので、そういう楽しみ方ができる。写真よりずっといいわこれ、と思ったのはシルキンの動物シリーズ。特徴がよく捉えられていて、それが陶芸の技とうまくマッチしていて、存在感があってかつ愛らしくて、にっこりしてしまう。他には、オーガニックモダンと呼ばれるトニオ・ムイナの器。思っていたより大きなサイズ。おおらかでいいなあ。
それにしても、車社会の土地なので、電車と徒歩で来館する者へのフォローがあまりにもお粗末。バスの本数も少ないし、徒歩のアプローチも分かりにくく、問題あり。
次のモザイクタイルミュージアムに行くのも簡単ではなかった。