バス通りの幹線沿いに、あのフジモリ建築がにゅっと現れる。えっ、ここに、この向き?っていうのが第一印象。広々とした野っ原のようなところにあのファサードが遠くに現れる、というイメージを持っていたので、ちょっとびっくり。
辺りは、役場とか小さなスーパーなどが並ぶ、まちの小さな賑わいがかつてあっただろう場所。しかしもはや寂れてしまったよくある田舎町の道路沿いに突然、大勢の観光客がわらわらと群がっているのである。
アミューズメント施設としては成功しているんじゃないだろうか。中に入っても大勢の人が、今度はタイルで何か作っている。そして写真も撮りまくっている。
フジモリかわいい路線が出来上がってしまったのではないだろうか。まあでも、愛されることはいいことなんだけど。
横から見ると、アイスサンドクッキーのよう。