60年代

このガラスの置物。自分の持ちものとして、意識的に選んで購入して大切にした、最も古いもの。かもしれない。

ガラス戸がついた本棚のなかに、ずっと飾られていたもの。

たしか小学生の頃、いとこのお姉さんたちと一緒に買ってもらったのである。とっちゃんたかちゃんのりちゃんトリオの、一番年下。その下にも弟や妹たちが何人かいたのであるが、トップの3人はお姉さんチーム。お姉さんはもうおもちゃなどいらない、飾り物やアクセサリーやらを、親にねだっていたのであろう。

この存在、本当はもうすっかり忘れてしまっていたのであるが、似たようなものを、北欧雑貨の写真で見つけたのである。もしかしたら北欧のものだったの?とよくよく見てみれば、底面に、FROM.FINLAND.DESIGNと入っている。そうだったのか。このデザイナーはエリック・ホグランなのかなあ。

でもこの時代、こんなかんじの造形がよく見られたのである。子供の図工作品が公園に展示される「造形パラダイス」なんてのがあって、思い返してみれば、リサ・ラーソンやマリ・メッコみたいなのが、どっちゃりあったのである。小学生たちが図工の時間に、北欧風な作品をつくっていたのさ。

 

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そして今年もセイヨウニンジンボク

咲いています。6月の終わり頃から咲き始めます。すごい勢いで枝を伸ばし、先端に花をつけるので、道行く車両の視界を邪魔することになり、かわいそうですが花の咲く前に剪定されたりします。漢方薬に使われる植物でもあり、触った後はずっとその香りが鼻に残ります。ミツバチたちも大好きらしく、まわりをぶんぶん飛んでいます。昨年の剪定具合がよかったのか、いいかんじの姿。

 

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青い花

意図して植えたわけではないのだけれど、青い花なのである。ツルニチニチソウ、アジュガ、アネモネ、シラー・シベリカ。これらが目を楽しませてくれた後は、セイヨウニンジンボクが芽吹き始め、やがてこれもまた青い花を咲かせる。

ノヴァーリスの「青い花」以来、意識せずとも追い求めるべきは青い花、になってしまったのかもしれない。

それにしても、宿根草は制御が難しい。花が咲くことを思うと剪定の手が鈍ってしまい、これでは野生状態の原っぱ。

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ステンレス筆立て

ステンレス加工の技術を誇る松岡製作所が、1月にショールームをリニューアルしました。イベントに参加。ピカピカ光る美しいキッチンも素敵でしたが、工場見学と溶接体験がやっぱり面白い。筆立ての底面の一辺だけを溶接する(3辺はすでにくっついています)のですが、溶接なんて初めて。直接見てはいけない顔面ガードをかぶり、もはやこの時点で平常心を失い、自分の手元が何をやっているのか全然掴めない。3回もやりなおして、結果はでろでろ状態。(右側の筆立て)

かたや、はじめてのことにも臆すること無くやり切るタイプのKは、一発でかたちにして自慢気でした。

切ったり折ったりくっつけたり磨いたりして、キッチンのステンレスカウンターはつくられるのです。

 

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親子てぶくろ

この冬は、あみものクラブに参加しました。5本指の編みこみの手袋を編んでみたかったので、先生にしっかりと教えてもらって編みました。

自分用に編み、あまりに面白かったので、父母用にも。

手形をとってオリジナル仕様です。

 

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