と言われても、そこまで季節行事としてお菓子メーカーも力を入れていないので、かぼちゃのおばけぐらいしかイメージが湧かないのであるが、まあ言ってみれば、収穫祭の秋祭りと同じようなもの。
で、思い出したのがこの絵本。
「リバータウン」文/ボニー・ガイサート 絵/アーサー・ガイサート 訳/久美沙織 BL出版
北アメリカの川沿いの、小さな町の一年を描いたもの。
川を荷船が行き来し、列車が走り、人が暮らし、農場がある。その風景が季節ごとに遠景で描かれ、時に、人々の表情がわかるくらいの近景の絵になる。
ページを見比べて、季節が変わると変化するものがあったり、自然災害があったり、岩石の落下事故あったり、教会で結婚式があったりと、小さな町の中で、様々なことが変化しているのがわかります。というか、よおく探すと発見できます。
その中に、ハロウィーンのシーンがでてくるのです。町のメインストリートで人々が楽しんでいる様子が描かれて、冬の前の開放的な夜の空気が伝わります。
これが、ハロウィーンの私のイメージ。