図書館で予約

図書館で本を予約して借りる、ということが日常的になった。ずいぶん前から、つねに予約をし続けて、追われるようにせかされるように本を読み続けている家人を見ながら、ふんそんな読み方して、と思っていたのだが。もちろん、読みきれないほどは借りないさ。まあ、予約して待っていたものが次々と重なって手元にきてしまうこともあるのだけど。
この予約方式で発見したこと。
新刊案内と時間的にあまり差がなく借りて読んで、あとで本屋等の店先で平積みになっている本を見つめる不思議。これ中身知ってる、という感覚。
その作家のものを集中的に手元に引き寄せて読めるということ。時間的な差やためがなく、勢いよく一気にいただく満腹感。
行ったことの無い図書館の蔵書からも借りられる(広島市内の図書館ならOK)こと。
好んで読む作家や、ジャンルについては、かなり有効な借り方だと思う。でも、タイトルと著者名、出版社のリストで選ぶのだから、あらかじめ知っているところにしか手は届かない。
知らない世界も知らなきゃねえということで、まあのんびりと、その出会いを楽しむような付き合い方も忘れずに、これからも図書館ライフは充実するものと思われる昨今。
で、このたびハマっているのは、内田樹、名越康文、甲野善彦、3氏の(仲良しグループです)本。

赤毛のアン

少女時代には、少女がでてくるようなお話はあまり好みじゃなく、アンも大草原の小さな家もあしながおじさんもその他も、全然読まなかったのである。だからそういう楽しみはまだとってあったということなのだ。アンがなぜにそんなに万人に愛されるのかと思いながら、アンのキャラクターや姿形を想像たくましくして読み進んで、ただいま大学を卒業した3巻目まで終了。どの巻も最後の方でお話がどどどーっと展開するので、つい次の巻も手にとってしまう。「あいよぶ魂」の原語ってなにかなあ。

別荘

友人の友人の母が所有の別荘に行って来ました。かわいらしいヨーロピアンな山小屋です。名前はダーチャ。草取りやお掃除をして、おしゃべりとおひるごはんを楽しみました。別荘を持つことについてもいろいろ想いを巡らせました。
どんな場所に持つのか、何をそこでするのか、維持はどうするのか。特にそういう予定が無くても考えることは楽しいものです。お金持ちが別荘を持つ、という贅沢品観点から離れて、ひとつところに縛られず、移動して生きる、キャンプの延長としての別荘の在り方もあるし。だからお金をかけずに実行したいのだけれどね。

今月のお言葉

合格祈願に、今年になってから足繁く通った神社。
3月でひとまずお役目終了でしたが、回数は減ったものの引き続き足が向いてしまいます。
それでこの今月のお言葉もいつも楽しみなのですが、今回はなんとゲーテ。
ちょうど福岡伸一の「動的平衡」を読んでいたのですが、これって同じこと言ってない?
うんうんと思いながら、神社の階段をのぼる人生なのでした。