ついつい続けて見てしまっている朝のNHK連ドラ「つばさ」。始まる前は、結構期待していたのだ。主役の女の子も興味あったし、イッセー尾形や、中村梅雀も期待していたし。でも、なんかなあと期待がはずれていく様子で、もう見なくてもいいか状態に突入するところだったのだ。そのうち主要キャストのすったもんだが一段落して、一週間で収まるような小さなストーリー展開になり、その度にゲスト出演のようなかたちで期間限定キャストが現れだした。斉藤由貴だったり、太川陽介だったり、石橋蓮司だったり、山本學だったり、うーん?と、ついつい見続けることに…。でも見ているうちに、やっぱり中村梅雀や高畑淳子は上手で魅せてくれるし、脇役陣もキャラでしっかり固めているし、とりあえず、毎朝のともだちのようなものになってしまったです。
教えること
とある大学の授業で、園芸実習のお手伝いをした。学生20人ぐらいを相手に、花苗の植え込みを教えるという内容。聞いているのかいないのか不明な、興味の無さそうな反応の薄い若者を相手に、伝えること、教えること、の困難。あー、自分でやった方が早くて、ついやってしまうのだ。いかんいかん。1対1ならまだ、寄り添って話もできるが、その他大勢を相手に、引きつけるような技は持ち合わせていない。とりあえず予定されているカリキュラムを時間内にこなさねばという思いでやるしかない状態。あー、もっと彼らの目や顔や、手つきを見なくてはいけなかったーと反省。
見るからに「たいぎい」かんじの若者たちだけど、でもだぶん、彼らは、見ている。こちらがどういう思いで、どういう言葉を発するのか、何を伝えようとしているのか。だって自分だって学生の頃、そういうふうに先生というものを捉えていたし、判断していたものねえ。「ぼくの好きな先生」な大人になれているのかどうか…
マルハナバチ
玄関先のセイヨウニンジンボクの薄紫色の花が咲きだす。年々大きくなってきた枝振りに、いっぱいに花がついている。そして今年もやってきましたマルハナバチ。まあるいお尻がもこもことして、一心不乱にお仕事している。蜂はちょっとこわいけど、このマルハナバチは可愛くて、眺めているのが楽しい。マルハナバチは、エリックカールの絵本「だんまりこおろぎ」に出て来て、覚えたのでした。
好きな色
洗濯物を取り込む時、ふと見上げた空に、夕暮れの淡いピンク色に染まった雲が漂っていた。空はまだ明るく、その薄いブルーと雲のピンク色が、懐かしいような色の取り合わせ。そういえばまだ幼い頃、好きな色合わせは、水色とピンクだったなあと思い出す。色鉛筆で何か色を塗るとき、とっておきの組み合わせは、それだったのだ。その後のいろいろな成長とともに、そういう甘酸っぱいような好みは、封印されるようになっていったわけだ。おんなのこっぽいもの、かわいらしいもの、そういうものが、好きではなくなっていった。どうしてかな?と、今日の空を見ながら考えてみる。