今年も作りました。緑の葉っぱ中心のハンギングバスケット。これから夏を過ぎる頃までがんばって、爽やかな緑の風を感じさせるように。使ったのは、アスパラガス・アスパラゴイデス、セイヨウタマシダ、カレックス3種、オレガナム’ケントビューティ’です。カレックスは、庭でもいろいろに使ってみたい植物です。
「切りぬき美術館 スクラップギャラリー」金井美恵子 平凡社
定期的に金井美恵子氏の本を読まなくてはならない。たるんだ精神や感性や、ごまかしている現実や生活や、そういうものにどっぷりとつかっている自分の姿を省みるために。
「すっすみません。勉強して出直してきます。」
きっと一生頭のあがらない人に出会えたことは、大変喜ばしいことだ。
ビョーク!!
昔、映画「Dancer In The Dark」を観たとき、あまりにも揺さぶられてしまったので、すぐに感想をとりまとめることなどできませんでした。「どうだった?私はあの映画がすごく好きだ」と感想を述べた友人がいて、そんなふうに確信を持って言葉にできない自分の脆弱さを寂しく思ったものです。今でも、また観たいと思えるほどの精神的な成長はないのですが、このCDを図書館で見つけた時は、指先がちょっとふるえるような気持ちで棚から取り出しました。
覚えていましたね。映像も音楽も、ビョークのダンスも、辛いストーリーも、すべて蘇ってきました。はー。あたまのなか、ビョークでいっぱいになる。彼女の他の音楽は聴いたことはないのだけど、どの音楽にもいつも彼女の全部が詰まってるんだろうなと予想できる。人生において、これは「観るべき映画」と思う。
ハーブ
基本的には、野山に咲く自然の花が好きだ。つくりこんだ花壇はあまり欲しいとは思えないし、園芸種の華やかな花々は、ちょっと辟易してしまう。広い庭を草原のように好きな植物を植え込むことができれば本望だけど、それは現実ではない。(誰かが好きにつくってごらんと土地を提供してくれることもあるかもしれないから夢ではない。)
で、今年の園芸テーマはハーブにしました。手間がかからない、野性的、活用範囲がいろいろ。なんとなく今の状況の気分に合うような気がして。テーマとしては単純なんだけど、今まではハーブにちゃんとピントがあってなかったからね。改めて目に入ったってかんじです。最近少し、好ましく思える植物の傾向やスタイルやらがわかってきたような気がするので、これは我が庭をつくっていくためのレッスン1、ていうところ。(キッチンのわきにあるベランダはハーブプランターに最適な場所!)