日本史Bと世界史B

今日の夜、たまたま目にとまった新聞のセンター試験の問題を眺めていたら、なんとなく興味ある問題があったので、二〜三問やってみた。
世界史Bの清朝末期の対モンゴル政策。
運良く当たったのをいいことに、日本史Bと世界史Bにチャレンジしてみた。

子供の頃からやたら歴史好きで、小学生の頃から保元の乱や平治の乱とかの大人向けの本を読んでにやにやする子供だった。
きっかけは大河ドラマ。小3(4?)のころに松本幸四郎主演の「黄金の日々」を欠かさず観たのがきっかけだと思う。
中学生のころから、共通一次試験の問題が発表されるたびに日本史だけ遊びでやってみることが多々あったが、今回はまさに20年ぶりくらいのチャレンジです。
結果はどちらも60点前後でほぼ平均点。
いわゆる受験勉強をしなくなって20年経つのに、現役の最前線の若者の平均並というのは少しほっとした。

問題をやってみた感じでは、受験勉強としていやいややってる人にはほんとにつらい問題だと思った。
わかった問題の半分くらいは、いい年になって漫画や書物や新聞で日常生活の中で知った知識で、その問題がわかる密度まで受験勉強しなくてはならないと、ぞっとします。
又、講師をやってる二級建築士の試験問題では、5択問題で引っ掛ける時は、かなり出題者の思いやり
というか、正しい知識を獲得して欲しいという誠意のようなものを感じる。
全くわからない問題でも、5択のうちピントはずれのものが3問ほどあって、2択程度に絞れるのだ。
しかしセンター試験は4択だったけど、全然わからない問題は文体からではせいぜい一つを外すのが精一杯。
競争が激しいってことは、当選させるよりも落選させると言うことを優先させるということなんだなあと改めて感じました。
僕は国立の高専から国立の大学に編入試験で入ったので受験のための勉強は数ヶ月やっただけだし、意地の悪い試験を受けたわけでもないので、改めて世間の小意地の悪い厳しさに触れて少し新鮮でした。

「日本史Bと世界史B」への1件のフィードバック

  1. 翌日、現代社会もやってみたけど、やっぱりほぼ平均点。¥n人生の半分を生きた社会人が平均点を取れるように問題をつくっているのかな。¥nわからなかった(間違えた)半分の問題は、知らなくてもさほど気にすることなく生きて行けるということか。¥n¥n¥n

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