今月の連休に、天草でキャンプをしたのですが、すごく気持ちよかった。
生活と空間のイメージがすっきりとチューニングされた感じ。
元々大学を卒業するときに、アジア諸国をバックパッカーもどきの旅行をして、それが僕にとっての生活の原点だったけど、それなりの時間生きてきて、そこからの長い一歩を確認した感じです。
去年は週末はほとんど仕事かフットサルというペースだったけど、今年はテントを車に積んで家族であちこち行ってみたいなあと思っています。もちろんサッカーボールも持って。
建築の設計は、すごくたくさんの与条件によるたくさんの選択肢の中から、そこにしかあり得ないような最適解を見つける作業だと思っています。
大工さんが道具の手入れをしたり、声楽家が常に声を出して声帯や肺を調節したりするように、僕は空間と生活のイメージを常に緊張感ある形で関連づけられるようにしておきたい。
短期間であっても、人の手が入っていない場所や知らない町で最適な生活を組み立てることが、そのへんの感覚に結構刺激を与えてくれそうです。