小野監督

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望月一頼監督就任記者会見

広島の小野監督が辞任した。
小野監督はサッカーの選手経験のない監督という意味では珍しい部類にはいるが、最近は大宮の三浦監督や、野洲高校の山本監督など異色の実力派監督も逆に出てきている。
小野監督は代表のスタッフやコーチを歴任し、日本でも最も先進的な思想や戦術を持つ人物だっただけに、ここで辞任というのはほんとうに寂しい。

今年は、去年ヒットした中盤をダイヤモンドにした1ボランチ4バックを変えて、中盤をフラットにしたサッカーをしようとしたけど、結局選手が混乱し、守備が崩壊してしまった。
地方クラブで優勝を狙うには、リスクは必要だが、まず試合に勝たせるというところで躓いてしまったことは非常に残念。
小野監督にとっても、今回、力不足の部分もわかっただろうから、今後の活躍に期待したい。
小野監督のサッカーは、これからの日本のサッカーの一歩先を行ってたと思うし。できることなら、U23のヘッドコーチでもやって欲しいもの。

後任は、欧州か南米から来ると言われているけど、小野サッカーに負けない面白いサッカーを期待したい。
とりあえず今週の土曜日は、同じ立場のセレッソ戦。ここで勝てるかどうかですね。
暫定監督の望月さんは、ハートが熱い人物なので、とりあえずしっかり建て直して欲しい。

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