判定の難しさ バルサ×アーセナル

水曜日、またしても雨だったが、近くの広島スタジアムに広島×清水戦(ナビスコカップ)を見に行ってきた。
田んぼのようなコンディションのグラウンドでの厳しい試合の中、一瞬の隙をつかれて試合は負けた。
しかし従来の5バックで守ってカウンターと言う戦術ではなく、むしろラインを積極的に上げて、サイド(服部)を使った展開。負けたのはもちろん残念だけど、一時のように崩れ落ちるような負け方じゃなかったし、新監督がまでに立ち直ったと言っていい状況まで持ち直した。

しかし負けて悔しいので、気分を変えようと思ったのと、W杯の予行演習を兼ねて、朝3:30に起きてバルサ×アーセナルのチャンピョンズリーグ決勝を見た。
結果や経緯はその後のニュースの通りだけど、難しいと思ったのはレフリーのジャッジ。
ゴールに迫るFWの足に、GKの手が触れ、笛を吹かれた後に、別のFWがゴール。
GKが退場となり、得点は認められなかった。そしてロナウジーーニョがFKを外して、試合は継続。

結果はバルサが勝ったのだが、ロナウジーニョは低調で、一人少なくなったアーセナルはガチガチに守りを固めるし、最初はフレンドリーだったピッチの雰囲気も、その判定以降は危険なファールが続出する険悪なものに。
試合後もベンゲル監督もアンリも憤慨し、バルサへの移籍の噂があったアンリはアーセナルと4年契約。
ベンゲル監督は勇退の後、日本代表監督との噂もあったが、恐らくアーセナルと再契約するだろう。
W杯に影響は持ち越すこともあるかもしれない。

あの笛を吹くのが数秒遅かったら、、、
と思うのは野暮だけど。
目の前の状況判断をするだけでは、いいジャッジをしたとは言えない。
その後の流れを瞬間的に察知し、笛を吹くタイミングをあえて数秒遅らせると言う判断があれば、、、
世界最高の舞台にふさわしいレフリーと言えるのだろうが。
僕たちも、目の前の現象だけにとらわれること無く、未来におこるかもしれない現象に少しゆとりを持っておくこと。それが必要だなと、アンリの怒りと、日本サッカー協会の落胆から学びました。

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