岩国の防衛施設庁がらみのいざこざに巻き込まれて妙な展開になった野球場のコンペが、再度仕切り直しになって、最終案が選ばれたようです。
最優秀案は、仙田満さんの事務所。かなり意外な結果でした。
新幹線から野球場が見えるというアイデアは、最初はええええと思いましたが、半日考えてみると、それはそれで面白いなと。
試合中に新幹線で通り過ぎる南側の窓際の人だけでなく、試合がない昼間に通り過ぎる人にも、何らかのメッセージを伝えることができると思います。
どこかでそんな風景を見たなと思ったら、名古屋。
新幹線から瑞穂競技場の照明が見えたような記憶があります。
名古屋工業大学に勤めていた仙田さんが、新幹線から競技場を見ていた印象が、今回の案の背景にあるのではないかと勝手に深読みしてしまったのですがいかがでしょう?
新幹線で名古屋を通るときはとても楽しみにしていました。
そんなに多くは乗らなかったけど夜、カクテル光線が車窓から見える光景が美しくて駅が近づくとドキドキしていた(今日はナイターのある日だろうかと)。
新幹線からスタジアムが見えるというのはなかなか良さそうですよね。
都市にスタジアムがあって、そこでゲームがあるというのはその都市にとってはカーニバルなので、昔で言うと門前の通行客を引き込むという意味で面白いです。