シルクロード

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NHKの一世を風靡したドキュメンタリー「シルクロード」の第一集が今日、最終回を迎えます。
カシュガルからパミールへ
中国のシルクロードの西端のウイグル族の交易の町カシュガルとその周辺が舞台です。
この番組が放映されたのは1981年3月。
僕がシルクロードを旅していて、カシュガルに立ち寄ったのは1991年の5月のことです。
時間が経つのは早いもので、もう17年経ちます。シルクロード放映から27年。
あのがちがちに閉鎖的な中国が、外国の投資を受けて巨大な建築をばんばんつくるとはとても思えなかったし、アジア大会で一杯一杯だった中国がオリンピックを開催すると言うのも、当時はとても想像できなかったです。
しかし、今でもシルクロードには日干しレンガで作った家の中庭のブドウだなの下で家族や友人たちと甘いぶどう酒(ワインではない)飲んでるでしょうし、ロバ馬車で町を移動してる事でしょう。
来週からは、第二集のパキスタンとの国境のクンジェラブ峠から再開します。
インド亜大陸がユーラシア大陸に激突して出来たあの巨大な山脈に、インド洋から砂漠を越えてやってきた雲がぶつかる風景は、恐らく数千万年かわらないと思います。

http://www.nhk.or.jp/archives/kuradashi/tue/

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