美食とリノベーションの街 台南

去年、台北に20年ぶりに行って、宜蘭と台南にも行ってきました。
台湾は小さな国でありながら、建築など文化に対する意識も高く、国民性もいい。人柄もよく、食べるものも美味しい。
漢民族の国はいくつかありますが、唯一の民主的な国です。元首は女性の蔡英文さん。魅力的な人物です。
なぜ台湾は、こんなにいい国で、こんなにいい人たちなのか?
もっと台湾を知りたくて、台湾の原点というべき台南に4日ほど行ってきました。

台湾は、日本統治時代の建築をリノベーションして、文化施設や、商業施設として活用するのが活発化しています。
寿司屋やラーメン屋は珍しくありません。日本が大好きなんでしょう。
台南は旧市街には新しい建築が建つこともすくないせいか、特にリノベーションが盛んに行われているように思います。
そして、台南といえば美食。
一青妙さんなど多くの日本人が、伝道者として多くの店を紹介しています。
どこも、地元の人達に長く愛されている店。

台南は古都と言われていますが、長く原住民だけが住む島でした。
日本からも、豊臣秀吉や徳川家康が貿易のための使者を送っても、要領を得ず手ぶらで帰国してきています。
オランダが、安平(台南)に要塞を築き始めるのは、日本では大阪夏の陣と島原の乱の間くらいの時期。
メイフラワー号が北米大陸に到着したのもその時期なので、アメリカと同じくらいの開拓の歴史とイメージすればわかりやすいです。

初日夕方に、台南の市内に到着し、かつての城壁の後に道路となった西門路を北に向かう。
繊維店が多い西門市場に隣接する正興街が目的地。
その正興街は台湾の若い人たちに人気の店ができている街です。
その入口あたりにある正興珈琲店が初日の宿でした。
荷物をおいて、正興街、神農街をぶらぶらして、康楽街牛肉湯を食べて、台南最大の花園夜市。

二日目は、早起きして盛牛肉湯、国華街で朝食。
二日目からは、興居台南に宿を変えます。
その後台南市内をぶらぶら。
夕食は阿霞飯店で蟹おこわ。

三日目は、朝早くから安平へ。
安平で丸一日
夕食は筑馨居。

最終日は、国華街で朝食、水仙宮市場でぶらぶら。
買い物しながら駅に向かって帰国

というコースでした。
非常に充実した4日でした。

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