正興珈琲館

初日泊まった宿は、若い人たちに人気の正興街の中心的なカフェ正興珈琲館の経営する三室だけの宿でした。
カフェも宿も、古い建築をうまく改装しています。
妻壁は煉瓦造で、その並行する壁に、丸太をかけて、屋根を構成するのが当時の建築の標準的な工法です。
カフェは、その煉瓦の壁と屋根をうまく見せると同時に、内部の木製建具などをうまく使っています。

宿は、一階に一室。泊まった二階にはロフトがあり、三階と四階が連続した客室になっているようです。
二階には、床をすのことしたバスコニーがあり、半透明の樹脂の腰壁と、三面サッシュ、天井=屋根も樹脂+すだれ。という開放的なつくり。10帖くらいあります。
浴槽と便器が奥にあり、街の景色と向き合う一面にはベンチがつくられていますから、ビールでも飲みながらゆっくりするにはとても気持ちがいい場所となっています。

一階のライブラリーも、気持よくつくられていますが、風通しが悪そうなので真夏は大変な暑さになりそう。
近所に魅力的な店が色いろあるのですが、時間がないのと、お腹が空かないこともあって、行けずに残念。

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