先日、実家に帰ると、母が故郷である岡村島に小さな畑を相続でもらったと言う話を聞きました。
25年ほど前の話です。その間、畑にはしてなかったようですから耕作放棄地ですね。
子供の頃、何度かみかん狩りにも行った場所。
いずれは回り回って僕にも責任が出てくる話ですし、詳しく調べてみることにしました。
いい場所ならDIYで小屋でも作って二拠点居住でも・・・という淡い願望も。
叔父の話をもとにGoogleの航空写真を見てみるが、みかん畑を続けているご近所の畑は確認できるが、それ以外の多くのエリアは原生林に戻ってて領域を判断するのは不可能。
昭和50年代の航空写真ではと見てみると、当時は山一面がみかん畑でした。
それを頼りに現地に行ってみたのですが、、、
道路から入っていく小道がすでに笹で遮られている。
遠い親戚の畑を通っていくのですが、そこも笹の林。
なんとか到着すると、雨水を溜めていた池や石垣の跡など若干の痕跡のある場所に到着。
ちょうど下の畑が耕作中だったので、海までの景色も開けていました。
遠くにしまなみ海道も望むことができます。
何かに活用しようというアイデアは出てこないまま、しかし何もせずというのも心残りなので、蔓草を切ったり、枯れた木を片付けたり。
ここは、ちょうど来島海峡の真正面の場所で、村上水軍の城があった場所のようです。
城ノ谷と言う地名もそこからきたのでしょう。
今後、活用をするのか?それとも時々手入れだけしにいくのか?それとも・・・
社会問題となっている山林や耕作放棄地問題の当事者になりつつあることを自覚した一週間でした。