頭城から海沿いを通って羅東に向かう途中、宜蘭市バスターミナルで乗り換え。
7年ぶりですが丁度建替わった新しいターミナルで、Fieldofficeの新作でした。ひと目でわかるようになりました。
宜蘭市から羅東に向かう途中、宜蘭縣政府(象設計集団)に立ち寄りました。
週末なのに、建物は開放されていて、1階は通り抜け通路として活用されています。開放されている通路にいくつもの中庭が面していて、真夏でも風は通り抜けそうですが、空調された部屋から別の部屋への行き来が多そうなので、執務する人の温度変化が著しくて大変そうではあります。名護市庁舎の思想をさらに発展させた構成と密度の建築ですね。想像以上に力作でちょっとびっくりしました。
日が暮れて羅東に着くと先ずは羅東夜市。ネギの産地なので、ネギを使った料理が美味かった。羅東夜市では事前に調べてた「七巧味三星蔥多餅」と「羊舗子当帰羊肉湯」で焼うどんと羊のスープ、相席になった桃園から来た女の子に教えてもらった「義豐蔥油餅」、最後に「羅東紅豆湯円」でお汁粉。
台湾では、日本統治時代の公共建築や工場がリノベーションされて、様々な活用をされていますが、木造平家の社宅もかなり残っていますので、これを小さなカフェや書店に活用されています。
羅東では、成功國小校長の官舎がリノベーションされて、旅人書店として活用されています。
少し離れている公正国民小の角にある、藝境絲竹文藝空間に行ってみました。これもてっきり日本統治時代の社宅リノベーションかと思ったのですが、店の方によると新築だとのことです。よく見ると軒高が高く、洋小屋でした。日本統治時代建築リノベ好きが極まって、それを模した新築をするようになったのかと、、、、。日本の古い建物を一番大切にしてるのは台湾のようです。