ポポビッチ

大分の名将シャムスカ監督の後任に、元広島のコーチ ポポビッチ氏が就任するそうです。
ポポビッチは、ペトロビッチが広島の監督に就任する時に連れてきたコーチですが、広島のJ2降格が決定したシーズン途中で辞めて帰国していきました。
降格の理由とされる特定の選手(戸田?ウェズレイ?)の起用に固執しすぎだとして、監督であるペトロビッチと大げんかしたのが理由とされています。

ペトロビッチは、美しさの為になら死んでもいいといってる、原理主義的「美しいサッカー」主義者ですが、ポポビッチは選手との(少し過剰?)スキンシップも大切にする誠実な番頭さんと言う感じ。
監督としてはよくわかりませんが、バラバラになってる選手のメンタルを再生するには、適任かもしれないですね。
小野監督最後のシーズンの広島も、全く勝てなくて苦しんでる時に、ペトロとポポが完全に再生する事に成功し、残留を決めましたから。
(ペトロビッチと合わなかった)ウェズレイと前田俊介とは、因縁の再会ということになります。

イランが大変な事になってます。

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イランが大変な事になってます。
選挙に不正があったのではないかと言う事ですが、、、
たぶん不正があったのでしょう。

イランは、アフガニスタンやパキスタンとは少し違う国です。
イラン革命までは、テヘランは中東のパリと言われた西洋文明が流入する華やかな都市でした。
僕がイランに行ったのは、今から18年ほど前の事ですが、、、
パキスタンから列車で入るとき、斜め前に座っていた派手な衣装、派手な化粧のマダムが、もうすぐ国境、、、となると、黒い衣装を取り出して服の上からまとい、髪や、口元を隠しました。
二人がかりで運ぶような大きな金属製のトランクを持参していたので、欧州辺りに遊びに行っていたのでしょうか?

イラン国内に入っても、若い世代はほとんどイスラム教に対しては冷淡で、宗教的拘束は基本的には、こっそり破ろうとしていました。
生活や文化は、我々とほとんど変わらないのですが、表面的にそれを隠さざるを得ないのです。

男女が屋外で手をつないだらムチ打ち、お酒を飲めばムチ打ちなど、かなり厳しかったです。
それでも、ジーンズの上から黒い衣装をまとった若い女性達は、酒と音楽を用意した友人宅で、パーティーをする為に、いそいそと集まっていました。
トルコとの国境はトラックやバスでぎっしりですが、バスの客のかなりの人たちが、トルコ側国境でビールを飲んで、playboyを読む為だけに国境を越えてるのです。

今の情勢でいうと、改革派の人たちは6〜7割程度はいるでしょうか?
バス一台の客で、礼拝してたのはほんの1/3程度でしたから。
生真面目なイスラム教徒は一人だけでした。
明るく、元気なイランの人たちが、普通に暮らせる日が早く来ればいいのですが、、、、
しかし、アジアでもかなり能力が高い組織であるコミテという秘密警察があり、かなり激しく活動しています。
天安門事件のようなことにならないように。。。

2-0→2-3→4-3

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昨日は、久々のビッグアーチでした。
気象庁のHPで短期降雨予報を見ながら、一応カッパ持参で行きました。
キックオフから、神戸の選手がさわることなく、服部が上げたクロスが、坊主頭をかすって神戸のゴールへ。
そして前半終わり頃に、奇麗な高萩の落しから槙野がボレーで追加点。
前半の終わり頃にやっと大久保の存在に気付いたくらい、神戸はかみ合ってなかったです。

しかし後半、いきなり激しく神戸が攻勢をかけてきて、微妙なジャッジからPK。
槙野のゴール前に広島側にハンドっぽいシーンがあったので、埋め合わせと言う事でしょう。ミキッチは怒ってました。
その後、受けに回った広島は、中盤がスカスカになって、2点取られます。
ピッチやスタンドの雰囲気もだるい感じ。このままいくかと思ったら雨が降り出した。

雨が降るといいゲームをする広島。
応援も熱を帯びてきます。
DFの盛田を下げ、ミキッチまで下げて、どうなっとるんだかよくわからないうちに寿人→陽介で一点。その後、高萩→寿人で二点目。
うそみたいな追加点。
あほみたいに攻め上げてるなかで、中島がしっかりバランスをとってました。

浮き沈みの大きい嘘のような逆転劇でした。
こういう試合で勝てるとうになると面白くなります。

これくらい、どうってことはない

今週の気になった一言

「声を出して盛り上げたし、自分ができる精いっぱいのことをやった」。悔しさも当然ある。だが「もっとつらいことがこの先に待っている。これくらい、どうってことはない」

代表に一ヶ月も招集されて、一度も出番がなかった槙野。
しかし、あくまで前向きな姿勢は貫いたようです。
1-2でリードされてたオーストラリア戦でも、ひたすらアップしながら、(FWとして)俺を出せ目線を岡ちゃんに送り続けていたようですね。
限りなく勘違いに近いながらも、常にノリというか(若干軽い)魂を持ち続ける槙野にリスペクトです。

同じ境遇でも、「信用はゼロ。次があるとは思ってない。昨日で終わった。」と語る選手もいます。(山口も好きな選手ですが。)
もちろん年齢やキャリアも違うので同列には取り上げるべきではないとは思いますが、槙野の異様なポジティブさは見習いたいと思います。

明日は久々の観戦予定。
雨で客が少ないときは猛烈にいい試合をする広島。
カッパ持参で参戦します。