W杯に広島から出場

今回のW杯では、広島の選手もボールも選ばれなかったのですが、レフリーのホイッスル(モルテン製)が出場するようです。
レフリーは、ゲームの指揮者とも言える存在で、90分の流れを作り出す存在です。
ホイッスルは、指揮者の指揮棒のようなもの。
深く考えられたホイッスルが、数々の名勝負を生むことになると思います。
ぜひ期待したいです。

171cm 68kg

自分の誕生日が○○と同じ・・ということと同じくらいくだらないのが、○○と身長体重が同じ・・・だということは十分承知しています。
しかし、芝居や舞台芸術が、観る人が演者になった気分になるように、スポーツも観る人は、自分がやってるような気になるものだといいます。

サッカー選手では、広島の佐藤寿人が好きです。プレースタイルだけでなく人間性も含めて。
身長体重が(ほぼ)一緒ということもあるかもしれません。
スポーツ選手としては背は低めですが、敏捷性と、決定力に長けていると思います。

海外の選手では、FCバルサのイニエスタとシャビ。
この二人も、身長体重が(ほぼ)同じなのです。
佐藤とは違うタイプですが、体の小ささを決して欠点とせず、軽快さと強さを併せ持っています。

南アフリカで対戦するスナイデルも、おぼ同じ身長体重。彼も敏捷で力強い。
いい選手です。

日本代表では長友が非常に好きです。関東の人かと思えば、高校は福岡、出身は愛媛でした。身長体重以外に、何となく親近感が湧きます。

今回のW杯では、普段見ていない世界中の選手を見ることができます。
自分と身長体重が同じ選手が活躍すると、気持ちの入り方が違って面白いです。

芸能人と誕生日が同じで喜んでるのと同じレベルなのですが、、、

コレクティブ/collective

先日の日本代表とイングランド代表戦
4バックの前に阿部を置いた4-2-2-3(4-1-4-1)が非常に効果的でした。
日本の選手が三角形を構成して、ワンタッチでうまくボールが廻していました。
流れの中からの特典はありませんでしたが、いい形は何度か作れました。

しっかり守って、ボールを獲得したら、全員で押し上げたカウンターというのが、このチームで起こりうる攻撃の主な形だと思います。
個人の力で打開するほどの選手はいないので、全員で、連動したコレクティブな攻撃がうまくはまるかどうかですね。
あの形であれば、憲剛や稲本もはまると思います。

しかし5バックでしっかり守って、ワンタッチでコレクティブカウンターアタック。最後はムチャクチャ攻撃されてよれよれ・・というのは、今シーズンの広島で何度も何度も見てきた光景。
状況によっては、阿部を最終ラインに吸収して3バックにして、長友や内田をもう少し前で使うというフォーメーションも面白いと思います。

昨日の韓国戦

昨日の韓国戦は、みんながっかりする結果だった。
恐らく、監督や選手が一番がっかりしたと思う。

細切れのホーム&アウェーを戦う予選と、長期間一緒に戦う本選では、相手も違うし、チームのあり方そのものから違う。
なので、予選と本選ではチームのポリシーが変わったとしてもびっくりすることはない。
でも、それが中途半端じゃ昨日のようなことになる。

強豪相手に、完全に崩して点は取れそうもない。
得意のショートパスを廻す攻撃は、鋭いカウンターやロングボールに弱い。
それで、守備に重点を置きつつ、攻撃もほどほど・・・という感じで監督としては調整したつもりだったと思うが、その結果を試す試合が、鬼門の韓国戦で壮行試合だったということ。
守備と中盤と前線では、選手の思いはちぐはぐで、それを一つにするには、試合経験しかない。それもいい形で勝てる試合。
残されたイングランドとコートジボアール相手の2試合で、同じ絵が描けるのか?時間との戦いです。

宇宙戦艦ヤマトのような悲壮感漂う旅立ちですが、自分たちのストロングポイントを信じて、思いっきりやればいいのではないかと思います。
オランダとの親善試合の前半のように、世界をびっくりさせればそれで十分だから。
オリンピック選手がいつも言ってることですが、大会を楽しむということ。
まずは監督が(開き直って)楽しんで欲しいものです。