自分たちの○○を貫く

FCバルサが欧州の頂点に達しました。
今年はリーグ、カップを含めて三冠です。
相手のマンチェスタUもいい一年だったのですが、この試合ではいいところが出せず、あえなく陥落。

バルサは、自分たちのサッカーを貫く事ができ、マンUは自分たちのサッカーを発揮する事が出来ない。そういう試合でした。
イニエスタやシャビは冷静に常に攻撃をリードし、プジョルはクリスティアーノロナウドの動きを完全に封じました。

38歳の新人監督のグァルディオラは、彼個人の能力でだけでなく、クラブを貫くポリシーを再定義し、あらためてそこに忠実に立ち返る事を行いました。
選手も、局面に応じて行動すべきことを明確に理解し、それを実行してきました。
三人に囲まれても仕掛けるべきときは仕掛ける。ボールを奪われた瞬間、全員でチェイスして奪い返す。
英国サッカーのハードワークとは違う、華麗なハードワークでゲームを作っていました。
自分たちのサッカーを貫いたほうが勝つ。という大会でしたね。

槙野代表選出

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広島の槙野が代表に選出されました。
前々から話題には上っていたので、W杯出場決定前のいいタイミングでの選出でよかったよかったというところです。

岡ちゃんはどういうサッカーをやろうとしてるのか?
なんとなく見えてきた感じはしますが、まだ欧州や南米の強豪と互角に戦えるイメージはないですよね。
決定力が充足してるとか不足してるという以前に、目指すサッカーが具体的でない感じ。

僕は、なんとなく中南米特にアルゼンチンやチリっぽい感じのショートパスがつながる、ぱんぱんぱんぱんするっずどん というイメージかなと思っていますが、、、

岡ちゃんは、この前広島の試合を見に来てた事があって、その時、岡ちゃんの目指すサッカーと広島のペトロビッチサッカーに、にてる所もあるかなと思っていました。
逆に、強烈に相反する所もあります。
ペトロビッチは、10人で捨て身で攻撃する事もありますが、岡ちゃんは必ず守りは固めます。
守りを固めながら、ボールを奪って、、、となったときに、俊輔と遠藤の二大ゆっくりタイプがいたときに、合わせる駒が限定されるし、最後のところで駒が足りない事も出てきます。
二人を超えるタフで上手い選手が出てくればいいのですが、もう少し時間がかかりそう。(柏木)
となったときに、攻撃的なセンターバックを入れ替えてみるということを試してみたい。ということで槙野かなと。

ボンバーやチュリオのようなヘディングに強いだけではなく、攻撃の起点となる能力もあります。
柏木とセットで選ばれると言う事なかったのですが、槙野には岡ちゃんのイメージするサッカーで具現化されてない部分を、具体的に表現する、、、というところを見せる事が出来れば、、、と思います。

予選は岡ちゃんだけど、本選では有名外人監督に差し替えると言う噂もあります。
できることなら、本戦出場を決めた監督で世界と戦って欲しいと思います。が、みんなが納得する岡田サッカーができ上がるかどうか?
本戦出場が決まる前の、今回のキリンカップと予選はかなり重要になってきます。

イニエスタ

今日の明け方、無理して起きて、CLの準決勝を観ました。

金満皇帝がスポンサーで、ダースベーダーが率いる超守備的な帝国軍と、ジェダイの騎士の軽戦闘機の華麗なる戦い。
帝国軍が先制し、鉄のシールドでゴールを防御するが、神の不安定な裁きもあって、ジェダイのエース三人(派手なジェダイと小柄なジェダイと、はにかみやのジェダイ)の活躍で最後にシールドを破壊し、宇宙の平和に一歩近づいた・・・・
という妄想が頭をちらちらしながら、再び眠りにつきました。
イニエスタ(はにかみやのジェダイ)最高ですね。

ホーム初勝利

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今日、仕事が終わって大急ぎでビッグアーチに駆けつけました。
何とかギリギリセーフ。
寿人の芸術的なゴールで先制し、そのまま逃げ切るという試合でしたが、どちらもカウンターの差し合いで面白く観戦できました。
美しい広島のカウンターと、浦和の普通のカウンター。

広島はストヤノフが不在で中島がリベロ。
浦和は達也や阿部、チュリオなどが不在。

広島は、、、
コレクティブなカウンターが再々決まりかけるが、最前線のトライアングルの呼吸が微妙にずれてるシーンが結構ありました。
寿人はさすが。あちらにしてみれば一瞬の隙が命取りだった。
陽介は輝きが復活。
監督は、、、
「初完封ですが、、、、」と聞かれて
「7-3で勝てなかったことが悲しい」(決めるべきところを決めてれば7-3の試合だった)
広島のサッカー1-0よりも7-3を目指すサッカーです。

大きなお世話かもしれませんが、浦和は今後どうするのかな?と言う感じ。
ピンチになるとファールで止める。ボールを奪うとブラジル人の10番に預けるだけ。
達也と阿部とチュリオ(の逆恨み)があれば、力はアップしたと思いますが、、、
若い選手は良かったので、大胆に世代交代をすべきかもしれません。

写真は不思議な格好で喜ぶ佐藤と、いかに遠くにいても真っ先に駆けつける槙野