幸せのジャングルカー

幸せのジャングルカーに会える最後のチャンス!廃車前に日本を縦断!〈dot.〉

沖縄に住む「知念さん」が、車の上をジャングルにしていました。
その車に乗って日本一周するとのこと。
広島に到着するのは8月4日の夜。
5日は広島市内の各所を訪問し、夕方からゆかりのある人を中心に宴会。
6日は今治に向けて出発します。途中、とび島街道をぶらぶら。
という大雑把な予定です。

興味のある方は連絡ください!
途中、立ち寄れるかもしれません。

人工的な工業製品と自然界の複雑な融合を見ることが出来ます。
何か悩みがある人も、何も悩みが無い人も
人間界に疑問がある人も、自然界に疑問がある人も
何か答えのヒントが見つかるかもしれません。

SEA TO SUMMIT

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今日の朝7時前にカヤックがスタートし、イベントが無事スタートしました。
僕達ヨットチームは、コースであるビーチと小黒神島との間にアンカリングして、カヤックが行き来する間、海上で目印となるだけの単純な仕事。僕は知人の船のクルー役なので、前夜の夕食調理が最大の仕事でした。
心配はよそに、去年よりも盛り上がってたと思います。
丁度、撮影チームのカヤックが乗船をしてくれたので、モンベルの担当者から一連のイベントの話も聞けてよかったです。

SEA TO SUMMIT という大会は、このモンベルの大会固有のものではなくて、世界中で行われてる一般的な名称だと帰ってから知りました。
SEA TO SUMMITという名前のSEA TO SUMMIT向けのアウトドアブランドもあるようです。

モンベルのサイトによると、、、

「海で発生した水蒸気が、雨や雪となって山に降り、川となって森や里を潤し、再び海へと還ってゆく…。
「SEA TO SUMMIT(シー トゥー サミット)」は、人力のみで海(カヤック)から里(自転車)、そして山頂(登山)へと進む中で、自然の循環に思いを巡らせ、かけがえのない自然について考えようという環境スポーツイベントです。

2009年、鳥取県の皆生・大山で初めて開催した環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」。
各地域の自然や文化などの魅力を“まるごと”感じることのできる本イベントは、その後、全国各地に広がり、これまでに全国6カ所21大会を開催してきました。
そして、7年目となる2015年は、7カ所で開催します。

単にアウトドアスポーツを楽しむだけではなく、自分たちを取り巻く自然環境を再認識し、各地域固有の自然の魅力を知りうる機会を提供する、とっておきのイベントです。」

江田島で開催されるようになったのも、モンベルと懇意のある会社の方の親戚が広島にいて・・・ということ。
その会社は、東北の被災地のイベントでも真っ先に参加してくれるメンバーらしく、このイベントでも4人乗りカヌーで2時間近く掛け声を切らさず盛り上げていました。

海上目印もほどほどにして、来年は出場しようと!小さい声で話しあいつつ帰路につきました。

アメリカズカップ参戦

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softbank社というより、孫さんがアメリカズカップに参戦するようです。
世界最高のマリンスポーツイベントで、100億はかかるといわれるスケールですので、よくぞ決心したという思いです。
前回参戦した時は、ベースキャンプが三河湾に面する蒲郡市にあり、僕は隣の市の大学のヨット部で、(たまに)活動してたのが同じ蒲郡市の県営のハーバーでした。
何度か見学に行ったこともありますし、ホームタウンの片隅でささやかに応援してたという感じでした。
あの時は、日本の文化をかけた戦いという感じでしたが、刃が立たず、日本も空白の二十年に突入したという感じ。

今回の孫さんは、オラクルのラリー・エリソンとの個人的な関係から参戦したのかなと。
挺の建造はアメリカですし、おそらく技術も操船もあちらの人達でしょう。スキッパーはニュージーランド人。
ですから、今回の挑戦は、孫さんが挑戦するのを遠くから応援するという形になるのでしょう。
オールジャパンで応援できる雰囲気ができればいいですね。

海の民パンジャウ

先日、NHKのドキュメンタリー海の民バジャウの少年
が放映されていました。
とても美しい南の海に暮らす少年の話。興味深かったのは、その一族の暮らし。
海の上に建てられた高床の集落に暮らし、元々は船で暮らしていたという。
広島の厳島神社は、海の上に建つ高床の神殿で、船に暮らしていた人たちの集落も瀬戸内にはいくつもあります。
その土地や社会制度に縛られない自由な生き方は、昔から心惹かれるものがありました。

ハリー・アルロ・ニモさんは、大学院生だった60年代にバジャウ(パンジャウ)の集落に2年ほど住み、世界に初めてバジャウを紹介した人物。
この本は当時の幸せに満ちた日々のエピソードを綴ったエッセイ集のような形をとっています。
今はずいぶん失われていると思いますが、当時の食生活や生活文化が伺えて大変興味深い。
関野吉晴さんの本は、動乱の時代を経た現在のバジャウの人たちを訪ねた写真中心の本となっている。
失われたといいつつ、まだ明るく暮らす希望が伺えて少しホッとする内容。

漂海民バジャウの物語―人類学者が暮らしたフィリピン・スールー諸島

地球ものがたり 海のうえに暮らす