いのちのたび博物館

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大型連休に九州に行って来ました。
仕事で九州に行く用事もあったので、それに便乗してその周辺を廻ってきました。
先ず立ち寄ったのが北九州。

「いのちのたび」と聞いて、施設の名前と思う人は少ないと思います。
正式名称:北九州自然史・歴史博物館は、「いのちのたび博物館」というのが通称?とされています。
どこにでもありがちな、自然史、歴史、考古博物館を一体として再構築した、かなり興味深い博物館です。文部大臣だった有馬さんがトップになって企画したようです。

展示物と空間の融合が非常にうまく計画されています。
生命の進化と、その合理性が、空間体験の中から感じ取れるように計画されています。
大きな歴史の流れと、詳細の情報。このバランスも、うまく整理されています。
初期投資にお金かけすぎて、リニューアルはどうか?と思いましたが、きちんとお金かけて整備しているので、一度見ただけでは厭きないですね。
これで二度目ですが、年に一回は行ってもいいと思えます。

建築は、若干表現過剰ですが、力が入っているいい建物です。

隣にスペースワールドがあるので、セットで来る人も多いと思いますが、遊園地よりも貝や骨や剥製のほうが圧倒的に勝っています。

いのちのたび博物館

機械と電子機器

Nikonから噂の新しいデジタル一眼レフが出た。
一年経ったら旧機種というデジタル業界なので、年に何度か建物の写真を撮りたい自分にとっては、悩ましい。

愛用しているNikon FM2は、10年ほど前に買って、レンズをすこしずつ買い足してきた。
この頃の工業製品で一番コストがかかるのは金型だった。だからモデルチェンジの頻度は少なく、当然長寿商品となることを前提とした開発が行われた。
しかし今は一番コストがかかるのは半導体部品。これは印刷的なコストのかかり方だから、一気に大量につくると安くなる。
だから同時期に、同じ機能で表面だけ変えた商品が大量に出回ることになる。当然早期に陳腐化することが開発の前提になる。

デジタル一眼レフを買えば、建築の写真だけでなく、日常的に写真を撮る喜びが復活するかも知れないが、単なる期待を消費するだけのような気もする。FM2のように付き合えるデジタル一眼レフが出るまで待とう。
枯れても味のある道具がデジタルの世界でも可能なはずだから。

http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/0420_d50_02.htm

世界聖なる音楽祭広島2001

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もう4年も前になります。
宮島の本殿と鳥居の間の海上につくられたステージで、世界聖なる音楽祭が開催されました。
僕は、ボランティアスタッフの一員としてお手伝いしました。
とても簡潔になど語ることのできない非常に意味深いものでした。

そのとき撮影された膨大な映像が、非常にコンパクトに編集されて、公開されています。
近藤等則の熱いファンの方のHPです。

http://homepage2.nifty.com/kondomaniacs/home.html

楽天で古本を買う

ある情報だけ欲しくて、安く買いたい本があったので、Yahoo!オークション、Amazon、楽天を探していました。
本そのものは安くても、送金や送料を考えると本屋さんで買った方がいいこともある。
しかし在庫があるかどうか?
ネット上の一つの店でまとめて買ったら諸費用も相対的に安くなるのですが、検索がなかなか面倒だった。いざ検索しようと思っても、日頃読みたいと思っている書物のキーワードがなかなか出てこない。
リストを眺めようと思っても反応が遅い上にまとめ読みしにくい。
100円の本のために400円も手数料とか送料払うのはどうも・・・(せこいですが)と思っていました。
ふと楽天の検索のページを見てみると、その本屋さんが出品しているリストをcsv(EXCELで読める)形式でダウンロードできるではありませんか。
早速ダウンロードしてみました。
そこはおよそ8,500点の本やCDを出品していました。
それをEXCELでずらーっと眺めていたら、最初は頭がいたくなりましたが、眺めているうちにだんだん面白くなってきました。並べ替え機能を使って、カテゴリや価格の順番に並べてみると、なんとなく本屋をぐるっと一回りした感覚に近づいてきます。
EXCELの枡がだんだん書棚に見えてきました。

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