今日のオーストラリア戦

今日のオーストラリアは、完全に引いた陣形で、日本にボールを回させつつチャンスを狙うと言うものでした。
時差と先週末の試合の疲労を考えれば、勝ち点1の結果は祝杯に値する結果でしょう。
日本にとっては負けに等しい結果ですが、成果はありました。
日本は、岡田監督(というより大木さん)の目指す形が何度も見れて、チームとして一定の段階に達したと思います。
FWが斜め中央の狭い隙間に走り込んで、そこに当てるという形ですね。
強くて大柄のDFに、小柄で敏捷なFWが勝負すると言う意味では、はまれば面白いと思います。
選手達も、自分たちのチームの完成度という部分では、それなりの満足感は得てるようでした。

この調子で行けば、バーレーンにホームで負けない限りは、W杯出場は難しくない位置に居ると思いますが、問題はその後ですね。
W杯ベスト4と言う目標を達成するには、予選を戦いながらも勝つ以上の成果を得なければならないということ。
今後は、戦術にフィットしていない選手の入れ替えなども含めて動きがあるかもしれないですね。

かばんを作る

http://inplace.jp/wp/wp-content/uploads/2009/02/r0014515.jpg http://inplace.jp/wp/wp-content/uploads/2009/02/r0014516.jpg http://inplace.jp/wp/wp-content/uploads/2009/02/r0014518.jpg http://inplace.jp/wp/wp-content/uploads/2009/02/r0014519.jpg

昨日、突如思い立ってかばんを作る事にしました。
以前から帆布を使って何か作りたいなと思っていたのですが、少し前の暮しの手帖にアメリカの新聞少年のコットン製のバッグのつくりかたが載っていて、観てると居ても立ってもいられず、出かけた帰りに手芸屋さんに行って、一番厚い尾道帆布製の帆布と帆布用の手縫いの針と糸を買って帰ったのです。
その時点で5時過ぎ。
早速ざくざく切って、一針ずつ縫い込むのですが、針仕事なんて中学校の家庭科以来なので、慣れるまでは時間はかかりましたが、軌道に乗るとそれなりに楽しく縫っていけました。
僕らの時代の家庭科では、本返し縫いなんてならってなかったので、小6の子供に教わって、極厚の帆布を本返し縫いをしました。
手は真っ赤になるし、的を外れた針の背中が指に刺さる。
結構な重労働です。
完成は11時頃。
昔のセーラーが、当直の合間につくったようなシンプルな袋状で、休日に持っていくようなこじんまりしてて、ペンやメモや携帯などを差し込むポケットが周囲にたくさん有るもの。
休日用の小さな財布が入るポケットも内側にあって、上部の鳩目を通した太い綿のロープを持ち手にしています。
手持ちでも肩掛でも使えます。

スピーチ

現在、オバマさんの大統領就任スピーチを聴く為に、仕事をしつつ待っている所です。

日本では、特に近年、スピーチや演説に期待もしないし、いいスピーチやいい演説もなかなか出会えないと言う状況が続いていると思います。
欧米では、会議や集会などで、本音で議論し合い、そこで討議する事で集団の意志を決定したり、参加者が当初の意見を変えて自分と異なった意見に賛同したりします。
日本は、事前に根回しをする事が多かったり、党派に別れてそれが平衡線のまま会議が終わる事も多い。
儒教の影響がつよいせいか、予定調和的なその場にふさわしい発言も喜ばれます。卒業式の挨拶とか。
ですから、スピーチ文化は皆無と言っていいと思います。個人対個人の交渉は得意でも、大勢の人に語りかけ、引きつけるということは苦手なのかもしれないですね。

アメリカの大統領とスタッフを主人公にした「The West Wing(邦題:ザ・ホワイトハウス)」というドラマが有りました。
これは、民主党の泡沫候補が、若いスタッフの努力で奇跡的な勝利を収め大統領戦に勝利し、その後ホワイトハウスで活躍する物語でした。
メディア対策も重要なものとして描かれていましたが、スピーチライターもさらに重要な役割を占めていました。

面白いスピーチを探していたら、Appleのスティーブジョブズのスピーチが見つかりました。
スタンフォードの卒業式に招待されたときのスピーチです。
大学を卒業し、社会に出ていく人たちに向けた素晴らしいスピーチだと思います。
「Stay hungry,Stay foolish」

Jリーグ入れ替え戦後の風景

Jリーグ入れ替え戦後、負けた仙台のサポーターが、勝った磐田を祝福し、磐田の選手達がそれに応えると言うシーンがあったようです。
何年も何年もJ1昇格のためにがんばってきて、最後の最後で1点さで負けてしまったのですが、相当悔しかったと思います。それでも祝福できる仙台の人たちの優しさはすばらしいですね。
僕たちは、それぞれの生活や仕事を通してコミュニティをつくっていますが、仙台のコミュニティの素晴らしさの一端が表現されたと思います。
なかなかできることじゃないと思います。