秋芳洞

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今日は秋晴れの気持ちいい日でした。
山口の秋芳洞に行ってきました。修学旅行以来です。
山陽道を通ってると、地形の変化がよくわかります。
広島界隈は、風化花崗岩で山には大きな石がこぼれ落ちそうにごろごろしています。宮島の弥山はそうした山の中の代表的な形をしています。
太平洋に押されてところどころ盛り上がった形。

山口にはいるとそれが山脈になります。
鉱石や石炭、石灰岩などを含む険しい山脈といったイメージ。
秋芳洞はそうした山脈をいくつか越えた先にあります。

100年で数センチ堆積するという恐ろしく時間がかかった自然の造形ですが、綺麗に管理されていました。
枯れた観光地のおかげか、適度な人口密度で見れました。

その後、秋吉台の野原を歩いて、小山に登ってみました。
ゆるやかなカーブを描いた大地で、トルコや中国の草原みたいだなと思っていたら、昔の看板には明治以降、陸軍の練兵場だったとか。満洲の平原にも似ているのでしょう。ゆるやかな高低差がある土地は、日当たりによって草の生育に差が出てくるので、遊牧に適しているようです。

Atlas/地平

今日の夕方から、読みかけだったコールハースの本を読んだ。
北京のテレビ局のコンペで勝ち、基本設計に邁進する時期に、密着取材して吹っ飛ばされたライターの貴重な記録。
結果の建築を見ただけでは十分理解しきれない設計者の魅力が、余すことなく感じられ、読み終えたときには肩の力が抜けてホッとしたくらい臨場感に溢れてた。
途中、生み出す空間を「Atlas」と表現しているところがあり、その単語だけで彼のことはかなり理解できたと思う。
世界中を飛び回り、単なる物質の配列の美しさだけを追求することなく、社会や政治や文化、歴史、物流など多岐にわたる「動き」記述するものは、図面でもMapでもない。そうAtlas。
地球の全ての動きを吸収し、それを一つのAtlasとして構築することが彼のライフワークといっていいだろう。

知ってる人では、近藤等則がコールハースと同じ匂いがした。
コールハースはバイキングの子孫でインドネシア育ち。
近藤等則は来島村上水軍の子孫で今治育ち。
バックミンスターフラーもひょっとして近いタイプかも知れない。アナポリス育ち。

フラードーム@満月祭

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昨日は夕方から宮島の海岸に、フラードーム組立のお手伝いに行ってきました。
今週末の満月祭でメインステージになるとのこと。

ドームは九州製であちこちのイベントで何度も何度も使われているようでした。
パーツは2×4の材料(パインかスプルース?)にオイルで着色され、麻の紐で丁寧に梱包されていました。
最初は多少苦労しましたが、パーツの精度が非常に高く、慣れてくるとすいすい組み立てられていって、最後には月明かりでも、勘でえいという感じでボルトで縫いつけられるくらい。
丁寧に、綺麗につくられていました。
結局2人+助っ人3人で3時間で8割ほど。あと少しで完成です。

フラーが大好きでいろいろ本を読んだりしていましたが、実際ドームを組み立てたのははじめてなので、すごく面白かったです。

踏切

広島がんす通信

問題がある踏切を国土交通省が発表したのですが、広島県では20カ所。
そのうち近所の踏切が2カ所選ばれていました。
歩道が無いので、歩行者がいるときは車が通れず、途中で車が立ち往生することもあります。
沿線では人身事故は2〜3年に1回

最近法律が変わるまでは、元国営鉄道が許可しないので、測量すらできなかったそうです。
数年前に、地元の町内会でアンケート調査したのですが、結果には驚きました。
危険で渋滞の多い踏切を、地元の多くの人は歓迎しているのです。
不便になるため、地域内の通過交通の車の量が減り、踏切通過速度が遅くなり、歩行者を注意しないと踏切横断すらできないため運転者の緊張感が高まるから逆に安全とのことです。国道二号線の慢性的な渋滞が、住宅地を抜け道にする傾向を誘導しているため、生活路が通過交通の道路になることが多々あるのです。
都市計画的には、危険や不便として片付けられることですが、生活者の視点というのは、まるで違うなあと思いました。

計画する側という立場や、スタンスでは、物事を上から見がちなので、どうしても一般的な理想論を振りかざしがちです。その結果、現実の幸せとは乖離することも出てきます。
このニュースを見て、上からものを見るスタンスで計画を行うことは気をつけなければいけないことだと、改めて思いました。
解決すべき課題や、実現すべきハッピーな空間は、そこ固有のことであって、一般解が適用できるかどうかも含めて、そこ固有の方法をとるべきですね。