あけましておめでとうございます。
昨年は何かと忙しくて、更新を怠っていましたが、今年は気持ちを入れ替えて頑張っていこうと思います。
生活
温暖化かつ寒冷化
五月は春のはずなのに夏のようなお天気が続いています。
今日は海にクラゲが大量に発生していました。
状況的には地球は順調に温暖化しているようですが、太陽を観測すると逆に寒冷化の予兆が見れるようです。
この数日、太陽の黒点が0という状況が続いています。
太陽の活動が低下すると言う事は、地球に届く熱エネルギーが減少すると言う事。
しかし温室効果ガスは増加していると言う事ですので、これまで幾度と体験してきた寒冷化された状況とは変わってきそうな感じです。
これまでの、小氷期には、オランダでは真夏でも運河が凍っていたとか、北海の北部では一年中、海面が凍っていたようです。
暑さ寒さが中和されて中間になる、、という事ではなく、両方やってくる、、、と言う感じのように思います。
例えると、真冬の温室という感じでしょうか?
具体的な細部のイメージまでは湧きませんが、季節や地域による差は拡大しそうな気がします。
夏はより厳しく、冬もより厳しく。高緯度地方は寒冷化、低緯度地方は温暖化が進むというイメージでしょうか。
季節や海流も乱れそうです。
いずれにしても、お天道さまの都合なので、慌てず、騒がず、その時の状況に応じて対応(適応)するしかないということでしょう。
かばんを作る
昨日、突如思い立ってかばんを作る事にしました。
以前から帆布を使って何か作りたいなと思っていたのですが、少し前の暮しの手帖にアメリカの新聞少年のコットン製のバッグのつくりかたが載っていて、観てると居ても立ってもいられず、出かけた帰りに手芸屋さんに行って、一番厚い尾道帆布製の帆布と帆布用の手縫いの針と糸を買って帰ったのです。
その時点で5時過ぎ。
早速ざくざく切って、一針ずつ縫い込むのですが、針仕事なんて中学校の家庭科以来なので、慣れるまでは時間はかかりましたが、軌道に乗るとそれなりに楽しく縫っていけました。
僕らの時代の家庭科では、本返し縫いなんてならってなかったので、小6の子供に教わって、極厚の帆布を本返し縫いをしました。
手は真っ赤になるし、的を外れた針の背中が指に刺さる。
結構な重労働です。
完成は11時頃。
昔のセーラーが、当直の合間につくったようなシンプルな袋状で、休日に持っていくようなこじんまりしてて、ペンやメモや携帯などを差し込むポケットが周囲にたくさん有るもの。
休日用の小さな財布が入るポケットも内側にあって、上部の鳩目を通した太い綿のロープを持ち手にしています。
手持ちでも肩掛でも使えます。
スピーチ
現在、オバマさんの大統領就任スピーチを聴く為に、仕事をしつつ待っている所です。
日本では、特に近年、スピーチや演説に期待もしないし、いいスピーチやいい演説もなかなか出会えないと言う状況が続いていると思います。
欧米では、会議や集会などで、本音で議論し合い、そこで討議する事で集団の意志を決定したり、参加者が当初の意見を変えて自分と異なった意見に賛同したりします。
日本は、事前に根回しをする事が多かったり、党派に別れてそれが平衡線のまま会議が終わる事も多い。
儒教の影響がつよいせいか、予定調和的なその場にふさわしい発言も喜ばれます。卒業式の挨拶とか。
ですから、スピーチ文化は皆無と言っていいと思います。個人対個人の交渉は得意でも、大勢の人に語りかけ、引きつけるということは苦手なのかもしれないですね。
アメリカの大統領とスタッフを主人公にした「The West Wing(邦題:ザ・ホワイトハウス)」というドラマが有りました。
これは、民主党の泡沫候補が、若いスタッフの努力で奇跡的な勝利を収め大統領戦に勝利し、その後ホワイトハウスで活躍する物語でした。
メディア対策も重要なものとして描かれていましたが、スピーチライターもさらに重要な役割を占めていました。
面白いスピーチを探していたら、Appleのスティーブジョブズのスピーチが見つかりました。
スタンフォードの卒業式に招待されたときのスピーチです。
大学を卒業し、社会に出ていく人たちに向けた素晴らしいスピーチだと思います。
「Stay hungry,Stay foolish」