チョコバット

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いわゆる駄菓子の類ですが、チョコバットは結構好きだった。
10円ならクッピーラムネかチロルチョコ
20円ならチョコバット
30円ならベビースターラーメン
かっぱえびせんの小袋という選択もあった。

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PHOEBUS 625

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通常ストーブといえば、暖房用のストーブを指すが、山やアウトドアの世界では、調理用燃焼器具を指す。
随分前に、知人よりいただいたPHOEBUS625を使おうと引っ張り出してみて調べてみたら、えらく歴史のある器具だった。

なんと1918年にオーストリア軍の要請で開発されたというものらしい。
第一次大戦では、西部戦線で活躍したとか。

手元にあるPHOEBUS625は、あちこちのデザインから推測すると1972〜73年に発売されたものらしい。ガソリンを燃料とするストーブは、寒冷地でも十分な火力を得ることが出来るし、燃料の調達も特殊なボンベが必要なものに比べるとずいぶん楽。
そしてなにより、火力が安定するまでの儀式が趣があっていい。

1992年に製造中止となったので、今はなかなか手に入らない。修理部品も楽に手に入る状況ではない。
実際、写真を撮った後、飯盒を載せてご飯を炊こうと奮闘したが、圧力が上がらず、PHOEBUSは火だるまに・・・・
長い年月(数十年?)使っていなかったのでパッキン類がヘタっていて、隙間から気化したガソリンが噴き出していたわけです。
なんとか復旧させようと、あちこち探しているとガソリンストーブについて非常に愛情深いサイトを発見。その方のご尽力でオーバーホールに今日旅立ちました。

パッキン類を交換し、予備のパッキン1組をストックしておくと、あと10〜20年は使えるとのこと。
いい道具との出会いは、往々にして人との出会いがあってのことだと思う。

palmとワコム

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随分前にペンで操作するパソコンやPDAが一斉に出てきたけど、ほとんど実用にならなくて、Palmとザウルス以外は皆撤退した。当時の性能と要求と電池の保ちのバランスが合わなかった。
Palmは脳の研究をするジェフ・ホーキンスが禅的な割り切りで極めてバランスのいい製品として爆発的な成功をおさめ、ザウルスは日本人好みの電子手帳の延長線上にうまくヒットさせた。

ここにきて、マシンパワー、バッテリー等々の性能も上がり、ペンオペレーションは現実的になりはじめたと思いきや、Palmとワコムが提携するというニュースが流れている。
ワコムは、専用の盤の上を専用のペンでなぞる方式の入力を行う装置を長くつくってきた。
10年以上前からがんこにやり続けていると思う。画面とセンサーといったハード部分の能力が評価されたのだろう。

特に建築の図面を描くときに、画面と手元を視線が行き来するのは非常に体への負担が大きいし、CAD習得にも時間がかかる。A3サイズのディスプレイが机の上にあって、そこに直接描き込めるとどれだけ楽かと思っていた。

そうしたがんこな東西の老舗が提携するということによる結果は、にわかには想像ができないが、パソコンでもPDAでもないものが数年後に出てくるだろう。
キーボードによるローマ字変換は、非アルファベット圏の莫大な人たちにはかなり無駄な労力を強いている。自然な言語で入力できる装置ができることが、世界レベルでのバリアフリーな装置になると思う。

ワコム、パームソース社と提携

Apple WWDC 2005

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今年もWWDC(世界開発者会議)の季節がやってきた。
Appleが開発者向けに開くイベント。
ここでは、他の消費者向けとは違う発表が行われる可能性が高い。

今回は、いくつかの情報が事前にリーク?されていて、少しずつ盛り上がりを見せてきた。

1ヶ月ほど前、Appleがタブレット型の機械の意匠登録?特許?を申請し、認められたというニュースがあった。ノートパソコンの画面だけを持ち運ぶイメージ。
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次は、CPUにインテル製のものを検討するという情報。IBMのケツを叩く意図ではないかという憶測。

その二つの情報をつなぐも出てきた。
ジョブズ本人も、今年は驚くような新しい商品を出すと言っていたし、それは従来の商品を新たに置き換えるものではないというイメージだった。

とすれば、iPodの延長線上で、miniの次に出てくるものと言えば・・・・
持ち歩けるmini。
iPodと、mini又はiMacを持っている人がさらに欲しくなるもの。

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