津和野音楽祭 06/18

津和野音楽祭

津和野音楽祭 自主企画 LIVE
「 近藤等則 地球を吹く・宇宙をうたう
エレクトリックトランペット ライブin津和野 」

近藤さんが津和野でライブをやるそうです。
その後高校のブラスバンド部の公開レッスンもやるそうで・・・
時間が短いので、表現する場合の意識の持ち方の部分は大いに学べると思います。
どこに向かって音を出すべきなのか?

キャンプ

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今月の連休に、天草でキャンプをしたのですが、すごく気持ちよかった。
生活と空間のイメージがすっきりとチューニングされた感じ。
元々大学を卒業するときに、アジア諸国をバックパッカーもどきの旅行をして、それが僕にとっての生活の原点だったけど、それなりの時間生きてきて、そこからの長い一歩を確認した感じです。

去年は週末はほとんど仕事かフットサルというペースだったけど、今年はテントを車に積んで家族であちこち行ってみたいなあと思っています。もちろんサッカーボールも持って。

建築の設計は、すごくたくさんの与条件によるたくさんの選択肢の中から、そこにしかあり得ないような最適解を見つける作業だと思っています。

大工さんが道具の手入れをしたり、声楽家が常に声を出して声帯や肺を調節したりするように、僕は空間と生活のイメージを常に緊張感ある形で関連づけられるようにしておきたい。
短期間であっても、人の手が入っていない場所や知らない町で最適な生活を組み立てることが、そのへんの感覚に結構刺激を与えてくれそうです。 

ジーコと乃木

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ジーコが代表の監督として期待されたこと。
川淵の意図はわからないが、オリンピックの野球チーム監督が病床の長嶋であったことと、意味は近いと思っている。
技術的な意味での監督ではなくて、皆があやかりたくなるほどの存在感を背景に、精神的支柱として集団を支えて欲しいと。神と半分冗談半分本気で呼んでいるところも。

現在のジーコの表情はさえない。やけになっているといってもいい。
周りが勧めるヘッドコーチを置こうともしない。

先日の負け戦の後のインタビューを見ていて、ふと乃木に似ていると思った。
もちろん乃木は直接は知らないが。
精神的支柱としての国家最大の作戦の指揮官として任命されたが、必要な作戦が立てられない。参謀がいない。(又は無能)
どこをどうやったらいいかわからないから、使い慣れた戦術でひたすら死傷者の山を築くだけ。
しかし、任命した人の手前、自ら辞めることもできない。
そうした苦悩を少し感じた。
乃木は土壇場で有能な上司が救ってくれて、辛うじて勝利の人となった。
ジーコはどうだろう?今のところ、誰もが驚くほどの強運を発揮しているが、それは誰もが理解に苦しむ人選や采配から生じているとも言える。
スポーツも仕事も所詮人間のゲーム。メンバーの強い絆が最後の最後で強運をたぐり寄せるというジーコの信念は理解できるし、僕も信じている。
それにしても、しかし・・・というのが昨日の結果。

日本人は根本的に、楽観と悲観が紙一重で、めまぐるしく裏返る性質があると思うが、僕もそう。
日本代表に対しては今は悲観モード。
喜怒哀楽はなるべく深い方が人生を堪能できると信じているから、次のUAE戦、そしてバーレーン戦に対する緊張感がいやでも高まっていることは、ミラクルな作用を誘引するジーコの秘技に引っかかっているのかも・・・

クレー美術館/ベルン

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クレー美術館がもうすぐできるそうです。
財団と遺族のコレクション4000点が一堂に展示されるそうです。
設計はレンゾ・ピアノ。相性抜群ですね。

ジャッドは、世界中の公共美術館に大作を点在させるよりも、作家の出生地(又はゆかりのある町)にまとめて美術館をつくるべきだと言っていましたが同感です。
スイスに非常に行きたくなりました。

クレー美術館