某雑誌で嬉野温泉の特集をしていたので、北九州から目的地に行く途中、寄ってみました。
古い温泉地で、侘び寂びにかなり近づいている印象がありました。
ここで温泉豆腐(美味しんぼで紹介されたらしい)を食べて、古い旅館の温泉に浸かって、吉村順三の「大正屋」をちょっと覗いてみました。
大正屋は、連休中であるし、端午の節句が近いこともあって、非常に人が多かったけど、端正な吉村建築を堪能できました。
広島で活動する建築家 INPLACE 林健次郎のブログです。
某雑誌で嬉野温泉の特集をしていたので、北九州から目的地に行く途中、寄ってみました。
古い温泉地で、侘び寂びにかなり近づいている印象がありました。
ここで温泉豆腐(美味しんぼで紹介されたらしい)を食べて、古い旅館の温泉に浸かって、吉村順三の「大正屋」をちょっと覗いてみました。
大正屋は、連休中であるし、端午の節句が近いこともあって、非常に人が多かったけど、端正な吉村建築を堪能できました。
大型連休に九州に行って来ました。
仕事で九州に行く用事もあったので、それに便乗してその周辺を廻ってきました。
先ず立ち寄ったのが北九州。
「いのちのたび」と聞いて、施設の名前と思う人は少ないと思います。
正式名称:北九州自然史・歴史博物館は、「いのちのたび博物館」というのが通称?とされています。
どこにでもありがちな、自然史、歴史、考古博物館を一体として再構築した、かなり興味深い博物館です。文部大臣だった有馬さんがトップになって企画したようです。
展示物と空間の融合が非常にうまく計画されています。
生命の進化と、その合理性が、空間体験の中から感じ取れるように計画されています。
大きな歴史の流れと、詳細の情報。このバランスも、うまく整理されています。
初期投資にお金かけすぎて、リニューアルはどうか?と思いましたが、きちんとお金かけて整備しているので、一度見ただけでは厭きないですね。
これで二度目ですが、年に一回は行ってもいいと思えます。
建築は、若干表現過剰ですが、力が入っているいい建物です。
隣にスペースワールドがあるので、セットで来る人も多いと思いますが、遊園地よりも貝や骨や剥製のほうが圧倒的に勝っています。
Nikonから噂の新しいデジタル一眼レフが出た。
一年経ったら旧機種というデジタル業界なので、年に何度か建物の写真を撮りたい自分にとっては、悩ましい。
愛用しているNikon FM2は、10年ほど前に買って、レンズをすこしずつ買い足してきた。
この頃の工業製品で一番コストがかかるのは金型だった。だからモデルチェンジの頻度は少なく、当然長寿商品となることを前提とした開発が行われた。
しかし今は一番コストがかかるのは半導体部品。これは印刷的なコストのかかり方だから、一気に大量につくると安くなる。
だから同時期に、同じ機能で表面だけ変えた商品が大量に出回ることになる。当然早期に陳腐化することが開発の前提になる。
デジタル一眼レフを買えば、建築の写真だけでなく、日常的に写真を撮る喜びが復活するかも知れないが、単なる期待を消費するだけのような気もする。FM2のように付き合えるデジタル一眼レフが出るまで待とう。
枯れても味のある道具がデジタルの世界でも可能なはずだから。
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/0420_d50_02.htm
もう4年も前になります。
宮島の本殿と鳥居の間の海上につくられたステージで、世界聖なる音楽祭が開催されました。
僕は、ボランティアスタッフの一員としてお手伝いしました。
とても簡潔になど語ることのできない非常に意味深いものでした。
そのとき撮影された膨大な映像が、非常にコンパクトに編集されて、公開されています。
近藤等則の熱いファンの方のHPです。
http://homepage2.nifty.com/kondomaniacs/home.html