二酸化炭素削減

いよいよ京都議定書発効
新聞にはそこそこの量の記事が掲載されていたが、相変わらず非常にわかりにくい。
僕たちに直接関わりがないところで二酸化炭素が削減される努力が為されることだと思うが、建築に関わるレベルでも多少関わってくるので、今後の成り行きを見守ってゆきたい。

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金利の行方

住宅には通常ローンがつきものです。
特に金融の自由化や低金利政策などによって、非常にバラエティに富んだメニューが増えていると思います。
日本人が株を買う場合、値上がりしている株を買い、値下がりすると底値で売るという習性があるらしいです。農耕民族の血のせいか、ハイリスク・ハイリターンよりも横並びで安心を買いたいということだと思いますが、結局一番損をするパターンなのですが。

住宅ローンでも同様です。ローンの商品を眺めてみると、高金利時代に固定金利、低金利時代に変動金利のものが多いように思います。
現在の低金利政策は、政策的に異常に低い金利が設定されています。永久に続くことはあり得ないし、徐々に正常化させたいというのが政府(日銀?)の本音でしょう。

じゃあ今後の動向は?ということは、経済誌や週刊誌にも時々予測が出ていますが、当たらぬも八卦当たらぬも八卦という感じかと思います。皆さん利害が絡んでいますから。

ちょっと気になったので、国会の議事録の中から気配が読みとれるか調べてみました。(追記に貼り付けています)

様子を見ながら利上げのタイミングを図りたいが、まだその時期ではないということでしょう。
その時期はいつか?
景気次第でしょうね。減税にシフトしている税制を、来るべき超高齢化社会までに必要な税率に移行したいと思っているでしょうから、非常に微妙な手綱さばきが必要とされています。
来年度予算は定率減税を減らすと言っていますから来年の今頃若干影響があるでしょう。
小泉総理の総裁任期が切れた後の、H19年4月から消費税が上がると言われています。それに負けない経済の回復を達成できれば、低金利政策は終わるでしょう。そこで沈没すれば低金利政策は続くということでしょうか。

ところで住宅金融公庫が民間金融機関と提携した証券買取型のローンを出しています。35年間金利固定というフラット35というもの。これが面白いのは、従来の公庫というと、細かい仕様が決まっていて、確認申請と並行した審査が行われていました。確認申請が最低限の基準の建築基準法の審査。公庫は日本の住宅の平準的な仕様を定め、それを普及、指導させるという役割を演じてきました。
フラット35は、その審査を民間の確認申請機関だけ(つまり役所は排除)という手法を取っています。
ちょっとびっくりしました。
ついでに聞いてみたら、役所の確認申請は通常法的な期限である提出後一週間目に訂正の連絡があって、訂正しても上司と担当者の間を行ったり来たりするので10日から2週間は覚悟していました。
僕が聞いた民間の確認申請機関は3〜4日で確認が下りるそうです。
この差は非常に大きいです。
これも行政改革の一つの成果でしょう。

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チョコ

先日サッカーを観ていたら、韓国にもバレンタインデーにチョコを贈る習慣が流行ってるらしいと言っていた。
日本で流行る物が韓国で流行り、韓国で流行る物が日本で流行る。そのルーツがあまり意識されることなくこれまであったように、チョコも流行ったのかーと思っていた。
さっきふと気がついた。
よく考えればロッテ!
ロッテといえば韓国では菓子メーカーを通り越して財閥の一歩手前のような勢いのある会社。それがチョコレートの販促イベントを知らん顔する訳がない。

日本でクリスチャンの風習が根付いたのはクリスマスイブとバレンタインデーのみと言っていいだろう。
クリスマスイブは、仕事納め前、会社の忘年会ラッシュの後というタイミングで忘年会のプライベート編という強烈な需要がある。
バレンタインデーは社会的に男女の交際が制限されていた時代に菓子屋が流行らせた。今となっては会社内で使えない上司をケアする手段に成り下がっている風もある。女の子同士でチョコを贈り合うのが流行っているのは、一人で買って一人で食べる侘びしさの解消と高級チョコの台頭が背景にあることも理由の一つか。

チョコの原材料カカオは(中)南米が原産らしい。
唐辛子もジャガイモもトマトも煙草もみんな南米。
いずれも韓国やイタリアやアイルランドやドイツなど国家の代表的な作物になっているものばかり。
本当に必要な物はルーツのことや、それまでどうやっていたか全然関係なく根付いてゆくものです。

そういう意味でチョコを贈る風習も、形は変われど今後も続いてゆくことでしょう。