先日ここに書き込んだ2億5000万年前の「大絶滅」に関連する記事が1月20日付『サイエンス』誌オンライン版に掲載されたそうです。
隕石説と争っているようですが、、、
年末のテレビ番組
普段はほとんどテレビは観ない生活ですが、年末はNHKの科学系の番組、年明け早々はサッカー番組を観ました。
そこで強く印象に残っている番組は、NHKの進化の番組。
片づけをしながらだったので、タイトルも詳細もはっきり憶えていないのですが、少なくとも僕がこれまで観たり聞いたり教わったりした内容とはかなり違う内容(学説?)でした。
個別には報道等で新説が発表されていたのかも知れませんが・・・
一番印象に残っているのが、2億5000万年前に地球上の生命体の9割が死に絶える大惨事があったとか。もちろんある短期間ではなくて、10万年という長い期間での減少ですが。。。
原因は、二酸化炭素増加による地球の温暖化と低酸素化。
二酸化炭素が増加して温暖化するだけなら大した事はなかったのでしょうが、現在新エネルギー源として注目される海底深くに眠るメタンハイドレード(シャーベット状のメタンガス)が温暖化によって大気中にメタンガスを放出し、より温暖化を加速するに至ったようです。
その連鎖反応で酸素も大量に減り、生命が9割死滅したとのことです。
ホストと端末の新しい形
いつも持ち歩くポケットPCから自宅のMacを遠隔操作することでモバイル環境をつくっている人がいる。
持ち歩くポケットPCは、自宅のMacのディスプレイとキーボードの役割を担っているだけなので、通信速度の影響は比較的少ない。つまりワイヤレスディスプレイとワイヤレスキーボードを持ち歩いている状況。
どこにいても同じ環境で仕事をしたいという欲求はデジタル/アナログに限らずだれにでもあると思うが、現時点ではなかなか魅力的。
Appleのジョブズも最初からネットワークコンピューティングを狙っていた節がある。
従来はデスクトップと同じ環境をどこでも実現するために、デスクトップと同じ性能を持つというコンセプトのPowerBookを製造してきた。
サーバーのOSもハードも通信インフラも整いつつあるので、そのうちあっという仕組みが出てくるかも知れない。
これは、「空間」が固有の「場所」に依らずに成立することを可能にするための装置とも言えるわけで、大地にしっかり根を生やした建築だけが必ずしも空間をつくっているわけじゃないということを、改めて確認させられる結果になると思う。
逆に建築の建築たる所以をあらためて考える機会を与えられるわけです。