昨日の韓国戦は、みんながっかりする結果だった。
恐らく、監督や選手が一番がっかりしたと思う。
細切れのホーム&アウェーを戦う予選と、長期間一緒に戦う本選では、相手も違うし、チームのあり方そのものから違う。
なので、予選と本選ではチームのポリシーが変わったとしてもびっくりすることはない。
でも、それが中途半端じゃ昨日のようなことになる。
強豪相手に、完全に崩して点は取れそうもない。
得意のショートパスを廻す攻撃は、鋭いカウンターやロングボールに弱い。
それで、守備に重点を置きつつ、攻撃もほどほど・・・という感じで監督としては調整したつもりだったと思うが、その結果を試す試合が、鬼門の韓国戦で壮行試合だったということ。
守備と中盤と前線では、選手の思いはちぐはぐで、それを一つにするには、試合経験しかない。それもいい形で勝てる試合。
残されたイングランドとコートジボアール相手の2試合で、同じ絵が描けるのか?時間との戦いです。
宇宙戦艦ヤマトのような悲壮感漂う旅立ちですが、自分たちのストロングポイントを信じて、思いっきりやればいいのではないかと思います。
オランダとの親善試合の前半のように、世界をびっくりさせればそれで十分だから。
オリンピック選手がいつも言ってることですが、大会を楽しむということ。
まずは監督が(開き直って)楽しんで欲しいものです。