fukyo

近藤等則の新しいCDが出る。
fukyo(風狂)というタイトル。
記憶がKi-Okuだったことを考えれば、fu-kyoとなるべきだったのだが、何故かfukyo。
親父ギャグ好きの近藤さんのことだから、不況と引っ掛けたんだろう。
AmazonやHMVで予約を受け付けているが、何故かAmazonがかなり安い。

近藤等則の近況は、こちらでリアルタイムに知ることが出来る。
KondoManiacs
ここのインタビューがお奨め。
近藤さんの核心をつく様々な語録が非常に興味深い。
例えば、、、
吸うことに意識するんじゃなくて、吐くことに意識する。そうすると、吸うのは無意識に自然に入ってくる。これが大事なんだ。
単なるラッパ吹きの呼吸法の話じゃない。意識と無意識の行動原理の本質をうまく表現している。

最近は、黒田征太郎のピカドンという映画に協力し、各地で一緒にライブペインティングを行っている。映画の舞台の一つである広島では、昨年のフラワーフェスティバルで上演された。

近藤さんは、僕の母の祖先とは違う海賊の集落の出身。なんだか他人とは思えないところがある。
「坂の上の雲」の秋山兄弟の二人と並べても遜色ない人だと思う。
現実的な局面における合理性と、抽象的な本質を掴む能力に非常に長けていながら、行動はかなり破綻している宮本武蔵的なところもある。

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