100マイルチャレンジと地産地消

昨夜、100マイルチャレンジに関する4回シリーズのドキュメンタリーリーの第一回をやっていました。
自宅から100マイル以内の食材のみで生活するというもの。
食料を運搬するコストや環境負荷を低減し、食生活を改善することによる健康の増進を目指したものです。

一見、地産地消に近いように思えますが、100マイル以遠のものを食べない・・・ということですので、砂糖やアルコール類、紅茶やコーヒーなどがすべてアウトです。
当然、工業製品もアウト。番組では塩もダメでした。
我が家から100マイルといえば、福岡、岡山、高知あたりまで入ります。
紅茶は出雲出西。塩は伯方島。醤油は仁方。日本酒は困らないですがビール、ワインは難しい。焼酎はかなり限られます。コーヒーはアウト。菓子類はカルビーはあるが材料は北海道だからアウト。小麦粉もほとんどアウトだから麺類は一部のぞいてアウト。
ヨーグルトやビールは自作できますが、砂糖はアウト。瀬戸内産のみかんのはちみつに転換が必要です。
と言う感じでかなりなんとかなりそうです。
農業に適した気候と、食品工業も栄えていること。付近に多様な気候地が存在し、野菜の種類も豊富なことなどを逆に感じることができました。

かつて、農村では貨幣の流通が少なく、狭い範囲での物々交換で経済が成り立っていました。
その頃に近い食生活に戻れ・・・ということなのでしょうか。
内容も面白いですが、他の国の一般の人達の家庭での食事や料理、食品庫や冷蔵庫の中身を見るのが非常に面白いです。

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