取らぬ狸 その2

先週末は、仙台も広島も劇的な勝利をおさめましたが、浦和は既視感のある大量失点による惨敗で大幅に後退、名古屋も広島との対決で負け、事実上3チームによる優勝戦線となりました。

過去2年の勝ち点の推移を見て見ると、最後の8試合では、、、

2011年
1位 19P 2位→1位
2位 21P 4位→2位
3位 16P 1位→3位

2010年
1位 18P 1位→1位
2位 16P 2位→2位
3位 17P 4位→3位

となっています。

最低16ポイント(5勝1分2敗)
最大21ポイント(7勝1敗)
平均17.8ポイント(5勝3分)
といったところです。

首位広島が最低ノルマの16ポイント(5勝1分2敗)得たとすると、2位仙台は18ポイント(6勝2敗)、3位浦和は22ポイント(7勝1分)得る必要があります。
浦和は、自力で優勝しようとするなら広島と仙台の直接対決はもちろん基本的にはほぼ全勝が必要な状況ですね。
広島と仙台の差は2ポイントなので、優勢といえるほどの状況ではない。

この上位3チームと全て対戦するのはC大阪そして浦和。前節浦和と対戦したG大阪も、広島と仙台との対戦を控えています。
両大阪勢がババ抜きのババとなって波乱を巻き起こすのか?
1、2位と直接対決を残す浦和は意地を見せるのか?
いろいろ見所はありますね。

降格争いも熾烈になってきましたし、名門といわれるビッグクラブもプライドをかけて最後に追い込みをかけてくるでしょう。
広島と仙台という地方を代表するような地方都市クラブが競り合うというのも、Jリーグの面白さであり大きな特徴です。

2010年 勝ち点グラフ

2011年 勝ち点グラフ

コメントする

CAPTCHA