ジーコは記者会見で、テレビ局の都合で2試合連続で炎天下の時間帯に行うことになったことを嘆いていた。
32チームの参加国で、2試合も炎天下に組まれているのは日本を入れて3チームだけのようです。(セルビアモンテネグロ、トーゴ)
日程表を見ると、ゲーム番号と、実際の開催順がずれているところが2ヶ所ある。
2006年06月12日(月)
12) 15時 F組: オーストラリア(F3) 3 – 1 日本(F4)
10) 18時 E組: 米国(E3) 0 – 3 チェコ共和国(E4)
09) 21時 E組: イタリア(E1) 2 – 0 ガーナ(E2)
2006年06月13日(火)
14) 15時 G組: 韓国(G3) 2 – 1 トーゴ(G4)
13) 18時 G組: フランス(G1) 0 – 0 スイス(G2)
11) 21時 F組: ブラジル(F1) 1 – 0 クロアチア(F2)
本来なら、6月12日は、9,10,11 13日は12,13,14だったのだろうが、微妙に崩れている。
日本は13日の炎天下が、12日の炎天下に変わっただけなので、大きな差はなかった。
14の韓国が無理矢理13日の炎天下(つまり日本や韓国ではPM10)に押し込まれて、12の日本が前の日に、11が14の位置に、9が11の位置に。ということが予想できる。トーゴは韓国戦を移したあおりを受けて2試合炎天下になるハメに。
問題は2006年06月18日(日)
28) 15時 F組: 日本(F4) – クロアチア(F2)
27) 18時 F組: ブラジル(F1) – オーストラリア(F3)
29) 21時 G組: フランス(G1) – 韓国(G3)
普通に並べれば、、、
27 ブラジル×オーストラリア
28 日本×クロアチア(日本AM1:00)
29 フランス×韓国
だったのだろうが、独占放送をした朝日テレビが、ブラジル×オーストラリアとチェンジして貰ったのだろう。
番組のスポンサーでもあるナイキは敵チーム(ブラジル、オーストラリア、クロアチア)のスポンサーでもあるわけで、どっちの味方をしたのか疑問のテレビ放映事件だった。
しかし無料でテレビを見れたわけだから、テレビ朝日とスポンサー(ナイキ、セゾンカード、キリンなどなど)には感謝すべき立場なのだろう。
負けた試合蒸し返しているわけではないが、日本のサッカー界のゆがみの一端が現れた事件だと思う。
Jリーグは低潮なのに、代表だけは盛り上がり、スポンサーが意味のない時期に親善試合をしたりする。
日本人選手の海外移籍も、テレビの放映権とセット販売だし。
選手がベストなプレーを行う環境を作ることが廻りの人間にできることだと思うのだが、、、
「日本が炎天下で二試合もやるハメになった理由」への1件のフィードバック