ガウディ×井上雄彦

ある縁があって諫早に行ってきました。
帰りにすこし時間が出来そうだったので、検索すると長崎県美術館で「建築家ガウディ×漫画家井上雄彦」展をやってるとのこと。
大好きな美術館ですし、ここの企画はすごく評価してるので行くことにしました。
ただ、それほど期待してたわけじゃない。
ガウディの関連作品はそれほど多くなさそうだったし、バルセロナは一週間ほど滞在して、ガウディ見まくったこともあったので充足感はあった。
井上さんは大好きだけど展示品の少なさを補うつもりでは?という疑いも無きにしもあらずだった。
その時は展覧会のタイトルしか見てなかったし。

諫早から若手大工一家と一緒に美術館に到着。
ガウディの顔のイラストでもう期待度100%
ガウディの学生時代の作品から主要作品の関連資料、最後はサグラダ・ファミリアに至る。
井上さんは、ガウディの生涯を漫画で描く。
和紙に筆。 美術ではないけど、漫画としての絵の力。
ストーリーを描くメディアとして最大限の力を発揮。

後で図録を読んだら、井上さんは一ヶ月バルセロナに滞在し、カサ・ミラにアトリエを構えて制作をしたらしい。

とんでもない才能の建築家と、それをリスペクトする漫画家のコラボレーション。
映画を見終わったような気分になった展覧会でした。
企画した人。ありがとう。面白い仕事でした。

長崎の後は、兵庫、せんだいへと巡回します。

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