問題がある踏切を国土交通省が発表したのですが、広島県では20カ所。
そのうち近所の踏切が2カ所選ばれていました。
歩道が無いので、歩行者がいるときは車が通れず、途中で車が立ち往生することもあります。
沿線では人身事故は2〜3年に1回
最近法律が変わるまでは、元国営鉄道が許可しないので、測量すらできなかったそうです。
数年前に、地元の町内会でアンケート調査したのですが、結果には驚きました。
危険で渋滞の多い踏切を、地元の多くの人は歓迎しているのです。
不便になるため、地域内の通過交通の車の量が減り、踏切通過速度が遅くなり、歩行者を注意しないと踏切横断すらできないため運転者の緊張感が高まるから逆に安全とのことです。国道二号線の慢性的な渋滞が、住宅地を抜け道にする傾向を誘導しているため、生活路が通過交通の道路になることが多々あるのです。
都市計画的には、危険や不便として片付けられることですが、生活者の視点というのは、まるで違うなあと思いました。
計画する側という立場や、スタンスでは、物事を上から見がちなので、どうしても一般的な理想論を振りかざしがちです。その結果、現実の幸せとは乖離することも出てきます。
このニュースを見て、上からものを見るスタンスで計画を行うことは気をつけなければいけないことだと、改めて思いました。
解決すべき課題や、実現すべきハッピーな空間は、そこ固有のことであって、一般解が適用できるかどうかも含めて、そこ固有の方法をとるべきですね。
「広島がんす通信」の渡辺です。
この度は、トラックバックをありがとうございました。
自分の記事を元に、いろいろ考察して頂けると嬉しいですね。
(^o^)
少しは世の中の役に立ってるような気がします。
これからもよろしくお願いします。
渡辺様
いつも有益な情報ありがとうございます。
すごく役に立っています。今後ともよろしくお願いします。
生活者の立場になっていつも考えることが必要
ともすればふと忘れるときもありますが
必要必須項目ですね。