今日は秋晴れの気持ちいい日でした。
山口の秋芳洞に行ってきました。修学旅行以来です。
山陽道を通ってると、地形の変化がよくわかります。
広島界隈は、風化花崗岩で山には大きな石がこぼれ落ちそうにごろごろしています。宮島の弥山はそうした山の中の代表的な形をしています。
太平洋に押されてところどころ盛り上がった形。
山口にはいるとそれが山脈になります。
鉱石や石炭、石灰岩などを含む険しい山脈といったイメージ。
秋芳洞はそうした山脈をいくつか越えた先にあります。
100年で数センチ堆積するという恐ろしく時間がかかった自然の造形ですが、綺麗に管理されていました。
枯れた観光地のおかげか、適度な人口密度で見れました。
その後、秋吉台の野原を歩いて、小山に登ってみました。
ゆるやかなカーブを描いた大地で、トルコや中国の草原みたいだなと思っていたら、昔の看板には明治以降、陸軍の練兵場だったとか。満洲の平原にも似ているのでしょう。ゆるやかな高低差がある土地は、日当たりによって草の生育に差が出てくるので、遊牧に適しているようです。