20世紀の名住宅物語 落水荘、サヴォア邸

NHKBS2で6回シリーズで世界の名住宅を紹介する番組をやっています。といっても、初日(2/8)に2つ、二日目(2/16に延期)に4つとまとめて放映するので、かなりあわただしいようですが。
これはNHKの子会社がつくった番組で、その住宅にゆかりがある人が語るという趣向であることが少し目新しさはあるし、一般の人が分かり易く親近感が湧く作りには好感が持てました。
落水荘は、ライトが浮世絵(滝の上に建つ仙人が住んでる風の小屋の絵)に影響を受けて設計したという。従来のキリスト教社会のように、自然を人間の環境と対立する対象として捉えるのではなく、日本(東洋)のように自然と渾然一体として住む家としたいということだったとか。だから、滝を眺める家ではなく、滝と一体化した家にしたようです。
語り手は施主であるカウフマン家の家政婦さん。
サヴォア邸は当時の時代背景も軽く紹介しながら、水平連続窓と白い外壁、自動車と郊外の立地のことなど、コルビュジェの先進性をさらりと紹介しています。

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