週末に、備中地方を廻ってきました。
まず行ったのが弁柄で有名な吹屋地区。
朝早くて人のいない町並みが驚くほどきれいでした。
建築や焼物などの塗料に使われる弁柄や、銅の算出、加工、流通で栄えた街です。明治初期には倉敷と並ぶ繁栄をしていたようで、市になるのが倉敷が先か、吹屋が先かと言われていたようです。
日本は資源がない国だと教わってきましたが、埋蔵量と生産性の問題ではないかと思います。
金も銀もかつては大量に出ましたし、輸入しなくてはならなかった鉄も、砂鉄を利用した国産化にも成功。
4つのプレートがぶつかる地震国なので、地下深くの鉱物が採掘可能だったということでしょう。