昨日、突如思い立ってかばんを作る事にしました。
以前から帆布を使って何か作りたいなと思っていたのですが、少し前の暮しの手帖にアメリカの新聞少年のコットン製のバッグのつくりかたが載っていて、観てると居ても立ってもいられず、出かけた帰りに手芸屋さんに行って、一番厚い尾道帆布製の帆布と帆布用の手縫いの針と糸を買って帰ったのです。
その時点で5時過ぎ。
早速ざくざく切って、一針ずつ縫い込むのですが、針仕事なんて中学校の家庭科以来なので、慣れるまでは時間はかかりましたが、軌道に乗るとそれなりに楽しく縫っていけました。
僕らの時代の家庭科では、本返し縫いなんてならってなかったので、小6の子供に教わって、極厚の帆布を本返し縫いをしました。
手は真っ赤になるし、的を外れた針の背中が指に刺さる。
結構な重労働です。
完成は11時頃。
昔のセーラーが、当直の合間につくったようなシンプルな袋状で、休日に持っていくようなこじんまりしてて、ペンやメモや携帯などを差し込むポケットが周囲にたくさん有るもの。
休日用の小さな財布が入るポケットも内側にあって、上部の鳩目を通した太い綿のロープを持ち手にしています。
手持ちでも肩掛でも使えます。