石見〜長門紀行その1 益田、須佐

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今年のGWは、高速道路に車が溢れると予想されていました。
もともと観光客が多いところは好きじゃないし、行った道を引き返すのも面白くないので、高速道路が無い地域を縦断しようと思っていました。
当初は、霧島辺りから宮崎を北上して高千穂辺りまで行こうかと思っていましたが、九州道が混みそうなので、急遽以前から行きたかった萩あたりに行くことにしました。

先ずは浜田道を通って海岸沿いを益田に向かいます。
丁度、ギャラリーでガラス工芸作家の末國さんの個展があったので寄ってみたのですが、店が開く1時間前。
朝早く出過ぎたようです。山陰は近い。

次に益田のグラントワ。内藤廣設計。
石見の瓦をふんだんに使った建築で、島根の公共事業シリーズのほぼ最終作になるのではないでしょうか。
若干しつこすぎると感じましたが、鉄分が豊富な石見の風景を大きな結晶に昇華させたような建物です。
施設のおばちゃんは、この建築を大変な誇りに感じてるようですが、「とんでもなくお金がかかったんだよー」という言葉に若干の心苦しさも感じます。地元の人には、しっかり使いこなして欲しいですね。

その後、ホルンフェルスと呼ばれる断層を見に行きました。
海と海岸の風景は、瀬戸内では見られないものでした。
その後、須佐のキャンプ場に向かいました。
須佐は、スサノオにゆかりがある土地です。
大陸から渡来した一族の長であるといわれるスサノオは、出雲、石見の鉄との関連も深い人物です。
ユーラシア大陸を移動しながら技術を持って渡ってきた一族なのでしょうか。

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