★ 目に入ったら、ぜひよんでみて★★ 再読したい、もしくは購入したい★★★ すぐにでも手に入れたい
森荷葉「きものレッスン」筑摩書房ami「浴衣の次に着るきもの」インデックス出版後者は、いち着物趣味者によるホームページが人気で、本まで出しましたっていうノリなので、いわゆる「お高いお着物」の世界ではなくあくまでも庶民感覚が新鮮。生活の中で着崩れはして当たり前なのだ、という着崩れ写真が載っていたりして、そのいさぎよさがいいと思う。
南伸坊節は、読みやすいしわかりやすいけど、逆にわかったような気になって、かえってわからないような。さて生きものについての普遍性と多様性。そのはざまでなやんでいるのは生物学だけのことではないような。
最初の2話読んでもなんだかのれなくて、へんだな、そんなはずないのにな、読んだこと無かったけど、何となく合いそうな予感がしている人だったんだけどな、困ったな。と思って立ち止まってしまったんだけど、思い直して「ヒナギク…」を読むと、あーよかった。いきなりシュールな場面展開するのにはあまりついていけないけど、そうでないのは大丈夫。ドイツあたりの(この人もドイツ在住だけど)現代美術作家がつくる詩的な小品のような小説。
このシリーズをよく言う人たちが何人かいたような気がして、ずっと読んでみようとは思っていたのだけど、ずいぶんそれから年月が流れた。食べ物や食べることについて、飽きさせずに読み物として続けていくのは、技がないとできない。でも技巧的でなく一庶民としての感覚で読ませるのだから、やっぱりうまいのだ。
シュタイナーの本は、いくら読んでもなかなか咀嚼できないのだけど、この本はなんとなーくわかるなという感じがした。どうしてわたしはこのよにうまれてきたのだろうか、と答えのない問いに身を浸すのであった。
フェミニストの人たちのことはどうもよくわからなくて、あまり近寄らないし。社会学者はクリエイターではないので、好きじゃないと思うし。目の前に行ったら、一言もしゃべらせてもらえないような、口げんかなんか絶対したくないタイプ。
子どもの頃、日曜日にはよく銭湯に行きました。脱衣かごを逆さにしてとんとんとして、カランを力一杯押して水が桶に勢いよく跳ね返り、あつーい湯船に我慢して入ったり、上がったあとの天井の扇風機やコーヒー牛乳や、覚えています。全国の銭湯。もうきっとあとわずかで消えていくだろう我が心の銭湯。広島の「しおゆ」(潮湯)ってのも載っていました。
中学の頃、手書き文字やカットを描いて、ポスターやら壁新聞みたいのを作ることが好きでした。その延長のあこがれの人和田誠。あの丁寧な線のような、丁寧な仕事ぶりで、破綻のない人なんだな、と思う。
画家の日記や手記のようなもの、よくありますね。彼らは描きたいだけでなく語りたいこともたくさんあるのでしょう。詩人のようなタイプからまわりくどいタイプまで。大竹氏は後者かな。でも純粋に絵描きなのだという心意気は伝わります。アーティストなんていう肩書きでなくあくまでも絵描き。
乾物は主婦の味方。と思うけど、やっぱり乾いてて油っけや湿気などの色気にかけるので、その魅力に気づくのは難しいのだ。使いたい方法、いろいろあり。
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