★ 目に入ったら、ぜひよんでみて★★ 再読したい、もしくは購入したい★★★ すぐにでも手に入れたい
監修 柏木博 白石勝彦 (株)リビングデザインセンター1994年発行。イメージ喚起させる写真に詩的な表現、様々な書物や映像からの引用。暮らしをデザインするということについて、もっともなことが語られているのだが、なんだか意識がぼーっとしてくるのだ。これが発行された頃に一度は手に取った記憶もあるようなないような。その頃、この本はもっと頭にフィットしていただろうか。わからない。ただ言えるのは、こういうのはもういいかなってかんじだ。
ワタリウム美術館監修 高橋巌訳、解説 筑摩書房ワタリウム美術館で開催された同タイトルの展覧会を機に出版されたもの。人のノートはよくわからない。それもシュタイナーのノートなんて、余程シュタイナー研究してないと。じっくりじっくり取り組まないと。時間切れ。
古今社著者はオザケンのお父様であり小澤征爾の兄。昔話の大御所。昔話はとんでもないものが多い。でもそれはそのまま継承されなくては、本来の意味が失われるのである。語り口は、小澤家の人らしい、人道主義的で真面目なもの。
大和書房「ぐりとぐら」の作者。彼女自身が児童文学で育っている。岩波少年文庫。家族みんなで回し読みしていたのだそうだ。
河出書房新社どうして今「風月堂」はないのか。
ずっと研ぎ澄まされた少年のような、老いても谷川俊太郎。
この「 術!」って、インタビューを元にしたスタッズ・ターケルの本「仕事!」からはやったタイトルですね。そうそうと思ったのは、インタビューをして嫌いになる人はめったにいない。こと。向き合って話している人に対して、たとえお友達になりたくないタイプであったとしても、興味という点ではその場は成立する。実際のインタビューとインタビュー記事の差をいろいろ教えてくれます。でもこのテーマでよく引っ張ったなって感じもする。
花森氏について語った本を他には読んだことはないけど、この本は花森氏を師匠とした著書の身内ほどに近しい感情がくみ取れる本。20代で毎日こういう人のそばで過ごすこと、そしてそれを失うこと。最後のあたり、胸が詰まる。
いわゆる雑貨ものを語るおばさま方の中では、この人がいちばん表現力は豊かだと思う。しかし旅に出て、欲しい物を手に入れて、それを自慢して、本が売れるなんて、なんてなんて羨ましい商売だ。
この本の存在は知っていたし、香月泰男も好ましいと思っていたので、いつか手に取ったかも知れないが、手に取らないで終わったかも知れないような本。だから何の気なしに程度にいま手元にやってきて、思わず居住まいを正してページをめくっていることが、何かに感謝するような気持ちを起こさせる。言葉を読む。絵を見る。ちらっと見る。ぐーっと見る。これでしかないような絵。言葉と絵がしみ通ってくる。(印刷物であることが寂しいが。この油彩のマチエールをみたいみたい。)いつかではなく、山口県にある彼の美術館へ行こうと決意する。「実在感とは、そこに生命を持ったものがあると言ふことだ。在るやうに見えると言ふことではない。重量感と言ふことは、作者の人間重量のことである。」
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- Joyful Note -